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2011年11月4日金曜日

パチスロかーらーの?確率論(俺理論シリーズ)

ホールコンピューター(以下ホルコン)で過去のデータを眺めていると思う所がある。

「これベタピン営業でもデータは嘘ついてないんじゃね?」 
ベタピン=全設定1の事

例えばとある台の一週間のデータが以下のような数字だったとする。
(とある台:ボーナス合成確率1/230設定1~1/140設定6

 総回転数 大当たり回数 合成確率
  • 1日目:7500 48 1/156.3 イベント
  • 2日目:8260 35 1/236
  • 3日目:4600 19 1/242.1 イベント
  • 4日目:5300 31 1/171
  • 5日目:3900 11 1/354.5 イベント
  • 6日目:4600 18 1/255.6
  • 7日目:6500 32 1/203.1 祝日

さてどう思いますか?
雑誌知識ですと、1日目はイベントで設定6を使って、翌日は下げたという印象があります。データだけを見ると、週を通して設定にメリハリもあり、稼動もそんなに悪くない良質なホールであると伺えます。

店長「でもこれ終日設定2なんだけどナー(ボソ」

と、言われたらどう思いますか?っていう話。


なんだと言われれば俺理論と言うしかないのですが、俺が思うには、『1つの台の設定を弄ろうが、当日だけで確率通りに収まるわけがない』という考えです。
「これ6だわw」と言ってるアナタ。本当にそれは設定6ですか?数字は嘘はつきませんが、確率とはひどく曖昧な存在なのです。
二郎風に言うと、台の設定による確率とはブレの範囲ってわけです。

で、ここでとある台の設定2の確率を発表すると『1/210』です。


パチスロは設定も重要ですが、ギャンブルなだけあって運が最大の要因だと思っています。
サイコロを6回振って、毎回6を出す人が居れば、毎回6以外を出す人もいるわけです。
あとは試行錯誤努力して6を出す人が居れば、6がどうしても出ちゃう人もいるわけです。例えるならカイジとアカギみたいなものです。
 
 ・乱数による大当たり確率算出 

パチスロはコンピューター制御による乱数によって確率を算出しています。
スロットはリールを停止した時に決まっているわけではありません。レバーを叩いた時に全てが決まっていて、リール上にはその結果を表示させるだけです。

そ してこの乱数の算出法とは、※1『箱の中にある65535枚のくじの中から1枚くじを引き、その内容を見たら再び元に戻す』という方法です。ようするに毎回 65535分の何かを引いてるわけです。
ところがこれを、※2『1枚くじを引き、その内容を見たら外に捨て、新たにくじを引く』という方法なら、65535 回の試行回数があれば必ず1回は該当の1枚を手に入れることが出来ます。こちらのほうが完全な確率と言える気がします。
※1の方式は、65535回の試行の内に1枚の当りくじは必ずは取り出せない。
※2の方式は、65535回の試行の内に1枚の当りくじは必ず取り出せる。

確率のブレは『必ずは出せない』という部分が大きい。

スランプグラフってあるじゃないですか。あれが俺理論を表現するには一番いい指標なんですが、俺が好きな八ヶ岳みたいな、逆山字型で凹凸が激しいグラフがあるとします。(始点0~終点0とします)
んで、設定2って基本的に機械割が100%近辺なんです。ここでは説明が楽なので100%とします。
※この機械割ってのを端的に説明すると、メダルを○枚入れたら△枚で返ってくる期待値です。算出方法として総投入枚数(IN)と総排出枚数(OUT)が必要になりますが、今回は特に関係ないのでこれ以上は省きます。

機械割が100%であるなら、開始地点が0ならば、終了地点は0であるべきです。
打ち出しからしばらくはマイナスが続くでしょう。しかし、たまには連荘してプラス域にグラフは上昇します。ところが空模様は暗転し、じわじわコインが減り続けて行く…。まぁ、浮き沈みを延々と繰り返すはずなんです。


そして100%の状態とはプラスマイナスゼロの状態なわけで、マイナスに転じればプラスになろうとする何らかの力が働くべきだと考えるわけです。

はい、そうです。単純に言うと、俺は『確率の波』の存在は認めているんです。

丸一日打っていると波を感じることがあります。それは小役であったり、ボーナスであったり、でも不思議と最後に計算すると、規定の設定の近似値に落ち着くんです。
昼まではマイナス4万くらいだったけれど、最後には3万プラスになっていたとか、波を感じませんが?

先の例には数種類の世界線が存在するんです。
・10万コースまで出たけど3万になっていた。
・朝からじわじわ出て最終的に3万まで出た。
などなど、パターンとしては更に多くなりますが、投資の数は無視して、ゼロから増やせたって結果があることです。

最初に言ってた「最初4万マイナスになった」という時点で止めていればマイナス4万です。
しかし、マイナス4万になった人の後に打った人はプラス7万という結果があったのかもしれない。
これが波じゃないかと思うわけです。
最終的には結果論なんですけどね…。

1年くらい自分の打ったスロデータとかまとめてみると結構おもしろい。10万ゲーム以上打ったエウレカのマイスロデータ(実機ホール)とか特に笑える。BIG設定1、REG設定3、ART設定4とか。ARTの謎連は得意技だったけれど、案外これでプラス収支なんですよ。
普通に考えれば、俺は10万ゲームを1台で打ってるわけじゃなく、色々なホールで台番とか気にせず無作為に打っている。そして最終的にデータをまとめると、設定1~6の確率内に必ず収まるってのがおもしろい。まあその場合、平均してその設定を打っているってことになるんだろうけどなぁ。

とある店の100台近いジャグラーデータを数週間まとめてみて、「これだけあれば設定なんてそう弄らないだろうし、据え置きで出たらもうけものって感じなんだろう。第一設定4でもベース取れる機種だし。ならばスランプグラフで数日に渡って凹んでいる台を狙えばいいんじゃないか?」と思ったことがある。
まあ結果はそれなりに、勝てた。

うん、それよりも…、長い目で見てデータまとめたら大体の台が設定1~3の数値しか出さなかったから、なんだか辛くなったからもうそういうのやめようって思ったんだ。
ホールには夢を買いに行くんだ。遊んでお金が増えたらいいなぁという、そういう軽い気持ちで行くべきなんだと痛感した。

そう、俺はアリスに会えればそれでいい→結論

でも実機買うならツインエンジェル3が欲しい。
 
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