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2011年11月12日土曜日

職業訓練の試験に行ってきた

・受験項目 webクリエイター科(中級)

・試験内容 筆記(30分) 面接(5~10分)

-筆記試験-

色々ぐーぐる先生に聞いて筆記試験については対策を練ったけれども、一応中級という名目もあって、四則演算と漢字の読み書きに加えて、ネットワーク関連の基礎知識的な問題あったり、画像フォーマットうんぬんとかあったり……と。まあ、PC触ってマウス操作してただネット楽しんでいるだけじゃ身に付いてない知識が出てきたことには少々驚いた。

先生が導きだした結果に基づいて、中学の数学を見直したりはしていた。けれども、小学生の算数クラスの問題だった。漢字の読み書きも、国語は普通に得意な方なので問題無かった。ここら辺は9割合っているだろう。
でも、一番あやふやだった範囲なので、方程式や関数出ちゃったりしていたら詰んでた。国語は高校受験クラスの問題集を試しにやったけれど、8割以上は正解出来ていたので大丈夫だろうと判断して復習はしなかった。数学は大学受験レベルまで復習する必要はあるしなぁ。

ネットワーク関連の問題は、www接続方式やブラウザ、あとは用語などなど。選択式が過半数だったけど、問題内容と答えは明確だったので問題なかった。「wwwとPCはどうやって繋がっているのだろう?」「何故ファイルフォーマットが統一されていないのだろう?」など、普段当たり前にしていることに対して、少しでも疑問に思って調べたりしていれば、知識として入っていて問題なく解けるって感じだった。

プリント1枚目が国語と算数と基本的な用語。2枚目と3枚目にPC関連の問題。受験者は自分含めて(定員÷4)という画期的な少なさだったが、1枚目は俺が一番終わるのが遅く、3枚目まで終わるのは俺が一番早かった。なので、他の人達は自分ほどネットワーク並びにPC知識の深い所まで踏み込んでないと思えた。そこを補うための訓練なんだから、さして得意げになるようなことでも無い。 

-面接-

面接はありきたりな、志望理由・就職にどう生かすか・就職後に必要なこととは何か──とか。定型文用意して、質問に対してそれを言うって方式は苦手なので、当たって砕けろ方式で臨んだ。自分は誰かと対話する場合、会話の流れを予測してから話す方で、予測が外れると水面で口をパクパクする金魚状態になる恐れがあるので面接は正直苦手である。こっちの方が訓練が必要なくらいだと思う。

-最後に-

実名で検索されると容易に身バレするこのご時世。ローマ字登録したはずなのに、先生は漢字表記で記録してやがるのはなんでなんだぜ? でも内容に関しては大分ぼかしているから大丈夫!

定員割れしておまけに半数も行ってないから、ダメな場合は中止か落ちたかのどっちかしかないと思うし、恐らく中止の可能性の方が高いのでどうしたものか。本当の初心者が踏み込むには敷居が高い内容だと思うし、元々訓練自体の応募が少ないと聞いていたので、不安があったのは「中止」だった。
試験の方は無難な出来のはずだから、これで純粋に落ちたら「貴方は就職するのに訓練はいらないんじゃないですか?」の線が強い。これまで独学みたいな物なので、改めて基礎から学び直したいという思いは強いのだが、落ちたらまた独学で頑張ってみるさ。

筆記試験自体久しぶりだったけれど、案外出来るものだなと自信に繋がったのはプラス要素だろう。義務教育から離れて長くなるが、今回の件で数学の復習本とか読んだりして思ったことは、あの頃嫌いだった授業によって覚えた知識は、決して将来無駄にならない基礎であると思った。
今思うと各教科は本当に合理的で、個人の突飛した才能を認識させる良い学問だと気付く。だからと言ってその枠に収まるべきでもないが、満遍なく学んだ12年間は決して無駄にはならず、10年後頃には生活するにかかせない一部になっていると気付く。

今学生生活をしている人は、学問だけはキッチリ学んで欲しい。そして遊びで見識を広げるべきだと思う。なりたい、やりたい事が見つからないという人は、自分が苦手な分野にも飛び込んで欲しい。
夢は叶える前に探す必要がある。いつも右へ曲がる交差点を左に曲がるだけでもいい。そこを通れば、きっと貴方には見知らぬ風景が待っていて、新しい感性を与えてくれるはず。
 
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