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2012年6月22日金曜日

手間をかけて作っても、食べるのは一瞬なんだね。(微笑)

魚釣るたびにどう料理しようかと悩んでいたりするんだけど、日本じゃおおまかに刺・煮・焼くらいしか選択肢がないじゃーん…、とお嘆きのアナタ。

大丈夫、魚なんて肉と同じで、安全に食べるには焼くか煮るくらいしか選択肢がない。今回はキビレとヘダイを使う。湾内の濁った区域で釣った魚なので生食は当たりを引く可能性がある。なので、先程の方法で調理をする。

フレンチもイタリアンもレストランでは高級なイメージが強いが、元々は向こうの家庭料理であるわけで、誰でも簡単に作れる。生パスタだって生地作りからでも魚の煮物より早く作ることもできる。

今回は月曜に釣って冷凍しておいたキビレ(かもしれない)とヘダイ(だとおもう)4匹を使う。4匹とも20cmくらいの手のひらサイズ。塩焼きでも、煮ても、家庭用のグリルや鍋にやさしいサイズである。

キビレヘダイは見た目けっこう似ている。月曜に釣った時にも確認はしたけれど、どうにも自分で釣った『キビレと思っていたモノ』がヘダイに見えてしかたない。成魚ならヒレでわかりやすいけど…、手のひらサイズでは全部同じに見える。

まあ同じスズキ目タイ科だし、見た目同様、味も似たようなものなんで気にしないことにした。

(たぶん)ヘダイのムニエル

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ムニエル自体は楽なんだけど、肝となるのが添えつけのソースなのは言うまでもない。今回はムニエルと野菜を焼いたフライパンを使い、ブランデーをフランベして、砂糖、魚のアラからとった出汁としょうゆ、ほんの少しジェノバソースを使いバジルの香りをつけた。

(おそらく)ヘダイのトマトソースグラタン

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トマトソース自体は、台風の被害に遭って地面に落ちてくぱぁしたのをたくさん貰ったのでそれを使用した。身がくぱってるのは熟してる証でもあるし、なによりトマト自体の味も悪くない。煮詰めて裏ごししたら、トマトジュースにしてもいい味がした。

口に含むと、口内をすぼむようにキュッと酸味が引き締め、後から甘みがやってくる。これを使うのはいささか贅沢とも言える。まあ果汁100%のフルーツトマトのジュースだしなぁ。

ヘダイ(未確認)は丸々塩焼きにして、トマトソースで野菜を煮込んでいたものを上にかける。チーズはその前に皿に入れておくのもいいけど、こっちの方が洋風のグラタンらしいとも言える。煮た野菜はベビーコーン・タマネギ・マッシュルーム・セロリ・ズッキーニ。どうせ作りおきしないとだしってことで、上にとろけるチーズちょいとかけてラップでくるんでおけば、温めたあとにグラタンになるって寸法。

オーブンがあればパイ生地作って……でもおもしろいかなとも思ったし、岩塩包み焼きって普通の塩焼きより本当に「うまい!!」のか試してみたい気もする。

作り終わった後は色々アイディアでてくるんだけどなぁ…。考えながら、狭い場所だし、1品ずつやってたら2時間もかかっていた。でも食べる時は一瞬なんだよね。だからこそ、料理まったくしねぇ男性はそういう所で気を使うと好感度が上がると思いますヨ。

 
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