以前タチウオを釣った新港地区で、電気ウキを流しつつタチウオ・カマスを狙い、堤防際でメバル等を狙おうとしていたけれど……
しばらく堤防沿いを歩いてみたが、夕まずめなのにカマスさんはお休みになられている様子。随分と海が静かだ。
カップ麺で腹ごしらえをした後、「困った時の小川港」というノリで夜を過ごすことにした。
- 中潮 満(19:43) 干(翌2:25) 16:30~20:30
なんか風が出始めているんですけど……、それに気温の下がりっぷりが半端ない。
日中は防寒していると汗ばむくらいだったのが一変。ホッカイロさんを導入しても冷気が突き抜けてくるような冷え込みに心が折れそうになる。
電気ウキにイワシ付けてカマス狙いをしようとしていたけれど、こう寒い中ジッとしていると神輿を担ぎたくなるので、ジグヘッド+ワーム一本のルアーマン仕様で釣りをすることにした。
静岡県内では今切口の次に来ている場所なので夜間でも地形の把握は完璧。多分浜名湖より焼津周辺の方が場所は詳しいかもしれない。
常夜灯付近でカマスがわっしょいするのを待ちつつ、堤防際をワームでちくちく攻めてみることに。
- ジグヘッド
- ダイワ(Daiwa) SWTGLジグヘッド3.0g
- ワーム
- バイオクルーズ ドラゴンピンテール(オキアミ)
- ダイワ フレアービーム(オキアミネオン)
いくらなんでもこんなゴム製品で魚が爆釣するとかないだろー、と思っていた時期は長かった。ていうかオキアミカラー好きすぎるでしょう。無意識に買っている自分が怖い。
夜間なら尚更ワームで釣れるとは思っていなかったわけだが、「底を取って上げ→下げてしばらく待つ」を繰り返していると、たまにゴッゴッとアタリがくる。なんてチョロいんだろう。
根掛かりかと思ったらグイグイ引っ張られるから驚いた。結構な手応えで初ワームにて上がってきた魚は一体なんだ?
20以上はあるカサゴさんだった(HIT:ドラゴンピンテール)。この前赤羽根で苦労して釣ったあのサイズが小物に見えてしょうがない。しかし焼津では見慣れたサイズ。
その後もちょこちょこアタリは来るから楽しい。15cmくらいと10cm以下が1匹ずつ釣れたがリリース。
メバリングのつもりがロックフィッシュになっている件。この辺は航路より手前に岩が点在しているので、メバルが居そうないい場所なんだけど、そこを狙うためにちょい投げすると硬めのシーバスロッドじゃ底取りよりも誘いが難しい。
1g程度のをぽいっと投げて、ちょんちょん誘いながら引いてくるのがベストだろうけど現状の竿じゃ面倒なだけ。いっそのこと磯竿使えばいいんだけど、長さは5mもいらないわけで──。
完全にロックフィッシュ狙いに移行してしまったけれど、カマスさんへの想いは途切れていない。
常夜灯周辺を気にしながら釣りをしていると、カマスさんが現れ始めたようなので小型のミノーを投げてみることに──つもりだったけど9cmくらいのしか持ってきてなかった。5cmくらいのは別のケースだった。
ふっ飛ばしていた小魚は見る限り5cm以下くらいのサイズなので、これじゃあ小魚を追うレベルのサイズである。それでも投げてみるが反応無し。
なんかの間違いで40cmくらいのシーバスでもこないかなーとバイブレーションを投げるも反応なし。
あいぽんいじくりながら再びヘチ狙いをしていると、ちょっと大きめの奴にぐいぐい引っ張られる。
左ハンドルなのに左手に竿、右手にスマホ。ちょっとどうしていいのかわからなくなる。
20cmあるかないかくらいのカサゴさん(HIT:フレアービーム)。ワームでもいけるやん?
冷え込んできたので動きながら他の場所を探ろうと思い立つが、堤防上は風が吹きさらしのために先の場所よりも寒かったので心がポッキリと折れる。
丁度潮止まりになったみたいなのでここで帰ることにした。
ワームで結果が出せたので満足。でもやっぱり専用の柔らかい竿がやりやすい感じ。アタリは多かったが、違和感ですぐ口を離してしまう感じが多かった。一口でいくカサゴさんならこれでも問題ないかな。
※本日の釣果(後半戦)
カサゴ 2匹(23・19cm)
帰りはラーメン屋に寄って、冷えた体をにんにくで活を入れてみた。
気合を入れて出かけたのに、狙った魚は釣れず結果は悪かったので妙に疲れたなぁ。あと車の後ろドアで頭を3回くらいぶつけたので頭が痛い。
これで巡り巡って頭が良くなったらいいなと思っている。