19、20日を使い、1泊2日で「名古屋→松阪（1泊）→賢島→外宮→内宮→糸冬」というスケジュールにて決行。ご朱印巡りきっぷを最大限に活用するはじめての伊勢参りは、実にスムーズな進行で無事にきたっく。写真は志摩マリンランドのなんだか仲悪そうだったペンギンたち。でもかわいい。
名古屋の大須に寄るのはデジカメとHDDを買うのと、ノートPCの価格を調べるため。HDDは2TB買う予定だったけど、SSDが安かったから、せっかくなんでSSD60GBとHDD1.5TBを購入。合計13kくらい。聞いたことないメーカーのSSD128GBが同等の値段であったけれど、こればかりはメモリで名のあるCorsair製を選んだ。HDDはSeegate製。
デジカメは10k前後の展示品を片っ端から電源OFFからONへのスムーズさと、撮影処理スピードの速さのみで選んでいた。単に撮るだけなら廉価のをテキトーに選んでもいいんだけど、そのくらいだとiPhoneと同等くらいのスペックだし、それなら風景撮るのに適してそうな機能満載のPENTAX Optio RZ18を選んだ。12kだったけどまあキニシナイ。
大須内のPCショップは軒並み巡ったが、どっちもツクモで結局購入。1万以上の買い物でツクモたんクリアファイルをくれると偶然目にしたので、1Fと2Fで1枚ずつもらっちゃった。
特急券を使い松阪へ移動。ここでの目的は松阪牛の焼肉を食べることだった。友人が毎日のようにステマされたという一升びんへ行くことにした。松阪駅を降りたら、この広告ばかり嫌でも目についてくる。それだけの価値は本当にあるのだろうか…。期待をふくらませチェックイン後に宮前店へ入店。
ごめん…、ちょっと松阪牛なめてたわ…。スーパーでの高級肉食ったくらいで松阪語るなんておこがましいと気付かされた感じがした。1人あたり5000円のコースで最初に出てきた牛タン（1枚目）で度肝をぬかされた。これが厚さの割に柔らかく激うめえ。3枚目の特選肉はほぼイキかけました。ここまで美味しい肉は初めてだったわ…。唯一牛ホルモンだけは感動を覚えなかった。
移動の最中にも思ったけど、町全体が焼肉の匂いで充満している気がした。どこの店からも肉を炭火で焼くようないい匂いが…。窓開けて車で走っていると空腹で事故る危険性を感じた。
余談だけど、この日は全国的に寒い日となっていたのに、朝コンビニにコート着て歩いていったら暑いと感じたからコートを持っていかなかった。一応上着は着ていたのだけど、長袖シャツがなかったので、まあ半袖でも死なないと思ったから半袖＋上着で出かけたんだけど…。夜と翌日の朝は凍死するかと思った。
日は変わって20日。賢島へと移動を開始。俺は当初「けんじま」と勝手に思っていたけれど、旅行会社の人が「かしこじま」と呼称したことにより面目を保つことに成功する。目的は志摩マリンランドの黄金のオニオコゼさん。松阪→賢島間を特急でばびゅーんと移動。
水族館意外と楽しいな…。買ったばかりのデジカメを活用しようとも、室内での設定に悪戦苦闘の末、結局iPhoneの方が写りがよかったっていう。マンボウとホシエイはでかかった。オニオコゼは凛々しかった。釣ったことのある魚が泳いでる姿はなんだか新鮮だった。昼前には撤収して、外宮にいくため伊勢市へと移動を開始。
ご朱印巡りきっぷのおかげで、最大3回特急券を使えるから移動がスムーズでいい。指定席だから席の確保も容易。──はじめての伊勢参りがはじまった。
こういう造りの建物っていいっすね。一度妻籠宿とかで泊まってみたいと思っている。初夏頃に検討してみよう。今年こそは乗鞍登ってみたいし。
内宮に比べれば人は少ないけれど、厳かな雰囲気はプライスレス。案外ショボいよとは聞かされていたけれど、撮影禁止の区域内をこの目で見れたのはいい思い出。お参りしてバスを利用して内宮へと移動。
おかげ横丁近くのカフェで一服。豚の鉢がかわいい窓席だった。松阪牛串は前日同様のうまさだった。1本500円を食べたけれど、1本1200円のを食べてみたかったな。「1200円買って一口ずつ食べよっか？」などの会話がほほえましかった。
外宮に比べて人多すぎワロタ。
他の神社では御神木クラスの巨杉が当たり前のようにそびえていて、古くから守られている歴史ある場所だということを認識させてくれる。その光景に圧倒されっぱなしだった。
ようやく参拝に来れることができました。自分にとってもいい区切りの年の初めとなるので、今後の展望について願いました。来年は遷宮の年になるし、その前に来れてよかったなと思います。鳥居をくぐって社の正面に立って、なんだか胸がドキドキしていた。お参りでこんな気持ちになったのははじめてだった。
帰りのおやつに買ったカンパーニュのシュークリームを食べつつ、帰り用の特急券を使い名古屋へ移動。この切符は3日間使用できるし、フリー区間なら普通列車＆バスなら乗り放題ってこともあるから、今回みたいな日帰り的な使い方だとちょっともったいなかったかな。神宮のすべてを回るとなると3日でも足りないくらいなんだけどな…。
名古屋から始まった伊勢旅行は、浜松→名古屋までの移動を抜きにして、ご朱印巡りきっぷの5500円だけで交通費が済んでいる。あと他にも割引券とか入場券もついているし、私よりももっと楽しむ使い方もできる。車だと高速往復＆途中給油で15000円近くかかるからなぁ。それに比べれば安いし、体の疲れも電車の指定席取れるからそんなに感じないし、なにより渋滞も駐車料金もない。
そんなわけで電車の旅も悪くないなと思った。「伊勢参りいきたいれす」と言った自分の一言から、交通手段ならびにホテル確保と旅行プロデュースしてくれた相方に感謝。
来年はきっと出雲大社やな。
余談ですが、私は年に一度は必ず訪れる神社があります。長野の諏訪大社と静岡の浅間大社がそれにあたります。諏訪大社は大体春と秋には長野へ車でブーンと行くので、お守りを継続して更新中。浅間大社は初詣で毎年恒例になってきました。理由としては、富士山がいいロケーションで見れるのと、帰りにめろんととらで冬コミの本が購入できるからです（重要）。
長野へ車で行くのはね、周囲に囲まれた山を抜けて、坂を下るときに盆地を一望できる風景が好きなんですよ。大体どこからでも車で行くとその風景を見れるから、毎回ちょっとルートを変えたりして変化も楽しんでいる。