Loading...
2012年3月4日日曜日

ひとりあそび

一人っ子で共働きの家庭で育ったせいか、1人で悶々と頭の中を巡らせていることが癖になっている。なのでこういうことを続けれるのだろうなとたまに思ったりする。人格形成の段階で、育つ環境で性格が左右されるのを、身を持って痛感していたりする。

よく無意識ぼぅっとしている時、すごく冴えたことを思いついたりする。そういう時に思いついたアイディアは、0から1を足してから次々と数字の羅列順に加えられて、最後には自分の処理能力の範囲を超えてしまう。そうして日常に戻ったあと、すごく後悔をする。今後を左右するかもしれない思いつきも、ほんの少しそれてしまっただけで粗い目のフィルターを素通りして何も残らない。それと同時に、ペンを持って紙と向き合っていれば…と後悔することも多い。

そういうことを思いつくときって、普段の自分では考えられないことを浮かべることができている気がする。ひょっとしたらウトウトとしていて、実は夢をみている瞬間なのかもしれない。夢の中では現実での雑念を全て振り払って、本当に自由に映像をみることができる。誰もがみたことがない天体の中枢を見ることもできるし、補助なしで宇宙空間を体験することだってできる。

できないことを想像する段階までは夢。背後に見ることができた時には達成者となっていて、夢は叶えられるものなんだと実感するのかもしれない。

数々の成功者は、そうやって歩んできたのかなとちょっと思ったりする。でも、何よりも大事なことは、好奇心だと思う。

 
TOP