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2013年11月19日火曜日

最近作った魚料理メモ【ヒラメ編】

料理に関しては『適当』人間で、分量が重要なスイーツ類でもない限り計ったことがないです。

元々料理に携わってた人間なので、安定した味を提供するためにレシピというのは重要な物だと理解していますけれど、毎回決められた分量で同じ味を家庭で出し続けるのに何の楽しみが見いだせるのかと疑問に思います。

「砂糖と重曹を間違えちゃった~☆」くらいのドジっぷりをかます方が新たな発見を見つけることができるのではないかと。

 

ここ最近でメインとなる魚はヒラメが多く、刺し身でも煮物でも焼いてもうましで、さすが高級魚と実感できるほどの味でした。

 

1.ヒラメのカルパッチョ

まずはヒラメを薄造り(3mm厚)にして皿に並べ、上に薬味として青ネギをかけます。

ソースとしてオリーブオイルをベースにします。

ヒラメの肝を血抜きしてからさっと湯通しして臭みを抜きます。それをバターを熱したフライパンで表面を焼き上げ叩き潰します。

オリーブオイルに肝を入れ、しょうゆを適量、こしょうを一振り、ゴマ油を数滴入れてかき混ぜます。

ソースを薄造りにかけて完成。

魚の肝を食することができるのは釣り人の特権とも言えます。ホンカワハギは個人的にフォアグラに勝る絶品の部類ですが、ヒラメの肝はそれより甘味が多少劣る程度です。

 

2.ヒラメのアヒージョ

ヒラメは見栄えを良くするため背中側を使用し、一片が大体10cmくらいになるように皮付きで長方形に切り、オリーブオイルを熱したフライパンでポワレします。

野菜類(カブの葉・ピーマン・タマネギ)を塩ゆでし流水で洗い色を出してざるに上げて水を切ります。(※自分が使ったのは緑色ばかりですが、赤パプリカ等を使って3色くらいあると見栄えが良くなります)

小さめのフライパン(直径20cm以内)、もしくは耐熱皿にオリーブオイルを2cmくらい注ぎ、ニンニク3片を半分に切り中の芽を除いてから入れます。次いでイワシのアンチョビを大きめなら3匹、小さめなら5匹くらい入れて火にかけます。

ニンニクとアンチョビが温まって香りが出てきたら、木べらで潰しながら撹拌します。オイルの温度が上がりすぎて焦げそうな時には新しいオイルを足して温度を調節しましょう。

ニンニクとアンチョビがオイルと混ざり合ったら下ごしらえした野菜を入れ、中央にヒラメを乗せて完成。

フライパンで作ってから皿に移すと、どうにも盛り付けが雑になってしまうので、耐熱皿で1皿ずつ仕上げるのがベターです。アンチョビでなくても塩辛や和風ドレッシングでも代用はできます。

食パンがあるならクルトンを作っておくと最後まで楽しめるかと。

 

3.ヒラメのアラ煮

骨の間に残った身を美味しくいただくためには煮物が一番なわけで、骨や鱗すら美味しく食する日本文化の象徴とも言えます。

適当人間な自分は、鍋にぶつ切りしたアラを入れてから、浸かる程度に水と酒を入れてから、しょうゆを一回しに砂糖を大さじ3杯くらい。ちょっと煮立ててから味を見て、その都度しょうゆと砂糖で調節してます。

みりんを使わないかわりに砂糖が多めになりますが、味的には大差は無いと思います。薄味で仕上げたい時にはみりんを使うのがいいかと。煮汁がなくなるくらいまで煮こむのならこの様な適当レシピで充分です。

 

・ヒラメの下ごしらえ

いつも5枚卸しにしてから塩を振って水気を取ってからキッチンペーパーでくるんで冷蔵庫イン。白身魚なんで最低でも1日寝かせておいた方が旨みは引き出せます。煮物も2日くらい経ってくたっとしたほうが煮崩れがしにくいかと。

いつもサクッと料理して満足するから写真を撮るのを忘れているので、次からは写真を撮るようにしよう。

 
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