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2013年11月26日火曜日

冴えない彼女の育て方(5)を読んだ

最近では唯一1巻から追ってるラノベ。今作も楽しく読めました。

表紙は正規ルート突入を予感させる詩羽先輩。作者コメントにあるように内容も先輩推し。表紙イラストは秋葉の絵画キャッチに引っかかって買っても満足するレベル。

近年では希少種扱いな程能力《ちから》もなければ背後で爆発も無い普通の日常学園物にカテゴライズされると思いますが、1冊1冊の流れは会話シーンの多さの割りに濃密。連作でも意外とどこからでも読めるのではないかと。

メタな章タイトルも楽しみであり、ラノベの対象年齢が絶対に遊んでなさそうなギャルゲーからの小ネタ等、作者ならではの引き出しが個人的にツボに入る。

今作は本来メインヒロインであるはずの加藤さんが美味しい所を持っていってるなぁと。一番不遇な扱いを受けているのに、いつのまにかゲーム作成に深く関わっている健気な子を演出。扱い次第ではラスボスに転換する可能性も残されているため、シナリオ作成に決着が着いた今後も目が離せない。

表紙を飾った先輩は2巻以上に色々な顔を見せてくれる。先輩メインのコミカライズがあるくらいだし、もうメインヒロインでいいんじゃないかな……。恋愛方面の知識はゲームで詰め込んでいるはずの、一線を越えそうで越えない緊急回避ツッコミ持ちヒーローの安芸くんは平常運転でした。こんな格好いいセリフを(たまに)言える奴がオタクであるわけがない。

あ……栄えある1巻の表紙を飾ったあの子が一番目立ってない。まあ原作準拠のコミカライズで目立ってるからいいか。ラストの終わり方からして、次は英梨々ンゴがメインになりそうですが、トゥルールートで終われるのだろうか。わたし、気になります。

 

俺ガイル8巻も同じ時期(数日前)に発売されましたが、この2作をレジに持っていくと「あっ…(察し)」と全てを理解する程、何も知らずとも表紙合わせ買いしそうな勢いです。

次はこっちを読むよ!
 
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