Loading...
2012年4月3日火曜日

PENTAX Optio RZ18さんの使い心地

rz18

デジカメを購入したこと自体、実は初めてなのです。携帯電話標準カメラを長年愛用していた自分が、デジタルカメラをしばらく使ってみて感じたことをつぶやいてみる。

ペンタックス、軽量ボディに18倍ズームレンズ搭載の「Optio RZ18」

私がデジカメに求めていたのは、「望遠ズーム」「静音シャッター」「起動から撮影までのスムーズさ」くらいだったりする。あと値段(←重要)。

解像度に関しては、携帯カメラとデジカメでは大差はないが、ズームでは大きな違いがある。iPhone4の光学ズームはお粗末なもので、風景を記録するには肉眼と大きな差異が生じる。オートフォーカスの補正は結構なものだけど、手ブレ補正は標準アプリでは搭載なしであるし、ユーザーアプリでもその性能にはプログラム的にそれぞれ違いがある。言えることは、被写体との距離が10m以下くらいなら高パフォーマンスを発揮するけれど、それ以上で綺麗に撮るためには準備に時間がかかってしまう。それはまるで女の子のような繊細さだ。

起動から撮影までのスピードに関しては、Optio RZ18は電源ボタンを押してから約2秒くらいで撮影可能。ロック画面から直接カメラを起動できるようになったiPhoneでもここまで速くはできない。これはポケットから取り出しつつボタンを押して目の前に掲げるときには撮影可能になっているくらいの速さ。

あとは特に求めていることはなかったのだけど、使い始めたらいろいろ欲しい機能がわかってきた。そんなもんだよな…。

良かったこと

  • 起動の速さに手ブレ補正が備わり最強にみえる
  • 18倍ズームが予想以上に完璧だった

悪いと思ったこと

  • 充電方法がバッテリーを取り出して充電機に刺す必要がある(USBとはなんなのか)
  • フラッシュの位置に指がかぶりやすい(シャッターの真下なので)
  • 自動レベル補正が微妙(マニュアルか特定撮影モードなら問題ないけれど選択するまでがメンドイ)
  • 望遠はいいが接写が苦手(あいぽんの方が上)
  • パノラマ撮影は一種のネタ(フォトショでおk)

PCへのデータ転送はEye-Fiのメモリーカード使えば更に捗るからいいとして、最もアレだと思ったのが充電方法だったりする。現代モデルならUSB給電とか当たり前だよネ♡と思っていたのがあだとなった。稼働時間は1日として考えれば十分なくらい。あとは気をつければ気にならない程度。

携帯カメラの延長上としての視点ならこのくらいの感想。さらに深い感想ならば他のデジカメを触っている人の方が参考になると思う。玄人には物足りないが、素人には十分すぎるカメラだろう。

ちょっと良かったことといえば、購入後になんとなく相場を調べるために価格comみたら、評価が軒並み高かった点かな。自分で吟味して選んだものが間違っていなかったという証明に繋がったと少し思った。

 
TOP