ぼちぼち浜の投げ釣りでイシモチが出始める頃──のはずなんだが、
今年は水温の上昇が遅く、漁バナによると海の状況は一ヶ月くらい遅れているらしい。
ま、それでも何かしら居るだろうと、自分の足で試してみた。
予定としては、なぶら市場で大漁の偽装をしてから吉田港・大井川港・小川港と流してみる。
一応”釣る”本命としてはイシモチさんを設定。”買う”本命としては一度は食べてみたいホウボウさん。
御前崎手前のR150沿いに新しく出来た道の駅を軽く冷やかし、御前崎港にあるなぶら市場で鮮魚を物色。
「生しらす1パック」「30cmくらいのホウボウ」「30匹くらいの豆アジ」を購入。
マネーパワーにより華麗に坊主を回避することに成功(ドヤ)
これだけでも千円かかってなかったりする。ワラサ1本2300円も魅力的だったけれど、釣れる可能性があるのは買わないのが俺のジャスティス。
さて、もはや2日は魚に困らない状況になったので、消化試合として数カ所を釣り歩いてみることに。
最終目的はアオリイカが釣れ始めている石津浜だけど、夕方くらいに着ければいいので、吉田港~小川港まで流していくことに。
まずは吉田港の横にある浜、「釘ヶ浦」で投げ釣りをしてイシモチかキスが釣れたらいいなぁ……という感じでサクッとやってみることに。
- 釘ヶ浦(引き潮8分)
イシモチ・キスでは釣果を良く聞く場所。
なんだけど、釣り客は誰もおらず、犬の散歩をしている人くらい。
前日の雨で濁りはいい感じなんだけど、日が出てないし最近気温も低いしで活性はお察し状態なんだろうな。
1時間程やって20cmあるかないかのニベと10cmくらいのニベ(リリース)
2匹とも投点110m近辺くらい。
ぶん投げると140mくらい飛んで、120m辺りからイイ感じの駆け上がりがあって、そこでヒット。
手前30mくらいでも1回アタリがあったけど、これは「ゴンッ」て感じの明確なアタリだったので、フグとかヒイラギじゃないかなーと予想。
- 利右衛門(潮止まり~上げ1分)
どうにもここは相性が悪いんだが、投げ釣りではイシモチがぽつぽつ釣れたこともあったし、期待を込めてやってみる。
も、近場でヒイラギ3連(返却)をかました後、10cmくらいのシロギス(返却)で終了。
コウイカでも狙えばよかったかな。
- 石津浜(上げ2~5分)
来たまでは良かったものの、向かい風が思いの外強くエギが飛ばない。
低空弾丸キャストをしても、8m以上ありそうな向かい風では無力すぎた。
追加のシンカーがあれば……とも思うけど、3号追加して20g超えても、エギは元々シルエット自体が大きくて抵抗受けやすいから焼け石に水状態だろうなあ。
頭を切り替えてジグを使うも、やっぱり向かい風がきつい。
1回シャクリ途中でゴゴッと来てテンション上がるも、波しぶきもかかってくるし寒いしで早々と港に撤退。
小川港の駐車場から石津浜公園まで1km以上往復ウォーキングで終了となった。
風が強くても投げ7割ルアー3割くらいで浜には人いっぱい。
更に頭を切り替えて、その後は港内で電気ウキ釣りでまったりと過ごして終了。
イシモチさんは一応「来てる」ってことを証明できたのでよしとしよう。
※本日の釣果?
イシモチ1匹
ホウボウ1匹 生しらす1パック 青アジたくさん
刺し身も考えたけど、1日以上は経過したので日曜にポワレにして食べてみたけど美味だった。
浜で偶然釣れないかなーと毎回期待しているんだけど、静岡沿岸の水深じゃちょいと厳しいか。
三保や石津では釣れるらしいんだが。
ご飯にきざみ海苔かけた上に乗っけて醤油をちょちょい。
やっぱり釜揚げより断然美味しいわ~。
春に釣りしているはずなんだけど、最近気温が低い時ばかりに出ているので春の感じが全然しない件。
次週は今のところ春っぽい天気なので次はウキフカセで数釣りをしてみましょうかね。
今切口か石津提か用宗かな。
浜にも行きたいけど、海上に前線が停滞するっぽいので週半ば過ぎてから行ってみよう。