大型連休に合わせて潮干狩り開幕ってことで、弁天にある渡船場では長蛇の列。
パチ屋の新装開店みたいな並びを見て、花博2014()も合わせてGWが終わるまでこの辺りはあまり近づきたくはないな。
それはさておき、気温も春っていうより初夏モードになってきたので、今切口で小魚と遊んでみようと行ってみた。
……約5時間でクサフグ1匹。
ここまで魚の反応がない新居は未だかつて経験したことが無いかもしれない。
驚くほど人はいるのに(普段の休日3割増)、驚くほど釣れてない。
ウキフカセで遊んでいたけれど、寄っているのはクサフグくらいのようだ。
このままじゃただ時間が過ぎていくだけと思い移動を決行。
行きたかった場所だけど、道中にリスクがあるからあまり行きたくない場所に行ってみることにした。
……そんなわけで奥浜名湖のどこか。
ちょうど夕まずめって時間なので、ぶっ込んでおいてルアーで探ってみる。
航路が近いので案外深い場所は多いけれど、沿岸部は岩が点在していてシンキング系だとごつごつ当たる。
レンジバイブで日が沈みそうになるまでひと通り攻めてみたけど、ボラも引っかかりそうにないので切り上げる。
岸辺にモクズガニがたくさんいるんだけど、ルアーでは釣れなかった。
ザリガニ釣るみたいにイカ端で見える釣りをするのも楽しいかもしれない。
暗くなってきたので電気ウキ釣りにシフト。
海に入れる状態ならルアーで攻めてみたいけれど、あいにく今日はウェーダーを持ってきていない。
日が落ちた頃にようやくアタリがきてチビセイゴ。
お帰り願いたかったけれど、早めに合わせたのにガッツリ飲んでぐったりしたのでキープ。
一応キビレを狙っているのでウキ下は底を意識しているんだけど、誘いをかけた時にセイゴが食ってくるので、どうやらキビレさんはお留守のようす。
ルアーを投げていた感触と日中の状況から、深場はあっても電気ウキを投げて届く範囲では2mちょいがせいぜいなので、1mくらいにウキ下を設定してセイゴ狙いモードへ。
今日イチで遠くに飛んだウキをぼーっと眺めていて、ちょっと左を見てから視線を戻したらウキが消えていた。
一応あわせてみたら若干重いけど、竿とリールが強いのでゴリゴリ巻けるから余裕で岸まで来た。
……まではいいものの、手応えからさっきより少し大きい程度かと思っていたから、片手で竿を立てて魚を抜こうとしたけれど予想外に魚が大きく重くて「あれ?あるぇ?」って感じで抜けない。
まあそれでもメーター近いウツボさんも引っこ抜ける竿だし、網を用意してもらうのも(洗い物が増えるから)面倒なんで強引に引っこ抜くと38cmのセイゴ。
その後しばらくしてちょっとサイズが落ちる30cmくらいのを1匹追加。
キビレマスターの相方は珍しくキビレを釣っておらず、20cmくらいのセイゴ1匹。
21時を過ぎた辺りで音沙汰が無くなったので終了。
帰り道は相方の先導で戻ったけれど、完全初見プレイ(夜)で来ると絶対迷っていたなこれ。
釣れたから次も行ってみたいものだけど、頻繁に来ると絶対タイヤパンクしちゃうだろうしなぁ。
ていうか、こんな秘境的な場所なのに、意外と釣り人が多くて驚いた(計5人くらい)。
※本日の釣果
でかいクサフグ1匹(確信)
セイゴ38・30・17cm(1匹は相方に)
釣れる場所だろうけど、自ら進んで行きたくはない場所No1かもしれない。
そういう所だからこそ、スレた魚が少なくて釣れるのかもしれない。
某スーパーで見かけセイゴは濁った目をしていて買う機も失せる鮮度だったけど、さすがに釣りたては綺麗な顔をしている。
それでも奥浜名湖のは泥臭いから下処理をおろそかにすると、臭いなんかで魚嫌いになるかもしれない。
腹を調べたら草とヘドロしか出てこなくてなんだか泣きそうになった。
フィッシュイーターとは一体……。