R153沿い、治部坂峠を越すときにひときわ異彩を放っているネバーランド。初見では三度見くらいして脇に突っ込む勢いのインパクトがある。年を取らない子供達がキャッキャッしている場所ではなく、道の駅的な商業施設である。
私が長野に行くときは大抵R153を利用しているけれど、治部坂を越える道程では、ここと道の駅平谷は、休憩する場所の選択肢には入っていない。むしろ営業している時間に通ることが稀だったので、正直得体の知れない施設だった。
話は4月29日のことになるので、世間的にはGWと言われる時期に訪れた。それもあってか、駐車場はほぼ満車。昼頃だったので食事に来ている人も多かったのだろう。
根羽村はネバーとかけているように、ネバネバしたものしか無いんじゃないかとも思っていた。それも一応あるのだが、売店では目を引く地産の商品が多く、量販店では味わえないような品物に目をひかれる。地域の販売店というのは、そういう所があるので見るだけでも楽しい。楽しいと思えるのは、料理をする人くらいだろうけど…。
自慢のソフトクリームは普通においしい。普段フードコートで量産的な物を口にしている人ならば、「なんか違う」って思う。濃厚すぎず、口当たりの良いクリームは食べやすい。昼食は別のところで食べる予定だったので、レストランには入らなかったし、軽食は口にできなかった。山菜の天ぷらは是非味わってみたい。
静岡ではもう全て葉桜となってしまったけれど、標高が高いこのあたりではまだ散り始めの桜も多かった。つぐ高原グリーンパークで撮った写真だけど、この辺りはまだ花見が楽しめる頃合でした。それを目当てにドライブしている人は多かったみたい。
自転車とバイクが異様に多かった印象がある。すれ違ったのは、4輪より2輪の方が多かったんじゃないかってくらい。正直こんな峠道を自転車で、どこから来てどこへ行きどうやって帰るのか、それが一番気になる…。