とは言ったものの、前回に対して何をリベンジするのだろう。
そうだ、今回はウツボたんを釣らない(小並感)。
ウキフカセでメジナたんと戯れようかと考えていたけれど、先週の釣りで愛用ドングリウキが闇夜にロストしてしまったので、新しく2個(安物)を購入したから試運転を兼ねる。
ところが最安だった283円のウキは、自立こそすれ、4/5は沈んでしまうという「お前は水中ウキか」と見間違うくらいの残念な浮力設定だった。まあこれでもあたりはわかるから、いいんですけども。
ウキ下5mくらいで手前だろうが沖だろうがフグフグフグフグフグフグフ。オモリ設定でなるべく速く沈むようにしてもグフ。コーンでもグーフー。ウキを外して底狙ってもフギュ。なんだここは、前回よりフグのパラダイス化しているじゃないか。
どーにもこーにも心が折れ始め、崖側の岩礁帯でエサになりそうな物を探すも、カニさんは留守で、タニシさんくらいしかいなかった。そしてこれでも喰ってくるフグ。あんだけエサ撒いてやってるのに、どんだけハラペコなんだよと。フォアグラにされるガチョウでも多少は遠慮するぞ?
いい加減心が折れたので、雪が降っている時の落合並に「もうやめよ」オーラを醸し出した。
ここで形勢逆転を狙い、暗黙の冒頭破りでウツボたん狙いに的を変える。サクっと仕掛けを作り、ハサミでヘチ釣りで釣れたベラさんを三枚に卸して切り身をエサにした。
根掛かりでロストしたので、日没前に撤退した。
先端では上げ潮一杯の時に40cmオーバーの黒鯛が連発していたので、やっぱ多少なりとも障害物あったほうが有利なんすねと理解した。釣った人が撤収したその後、先端に人が密集しだしてわろた。
魚種は多いけど、釣り方が結構悩む。次に来る時は水温下がり始めて、カワハギさんが活発になる秋頃に来たいな。
もう当分駿河湾界隈はお腹一杯や。夏はルアーやカゴで青物狙ってる方が無難かな。