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2011年12月19日月曜日

ダイソーでの葛藤

かなりしょうもないことでしばらく悩んでいた。
別に時間を気にするほどでもなく、その答えを導くまでに費やした時間は、無駄ではなかったと言い切れないが、一生のうちに思考出来る時間からすると高い授業料であったと思う。それだけどうでもいいことで悩んでいた。



お香が数種類あります。
香りは特に気にはしていませんが、同じ香りでも20個入り…25個入り…30個入りと複数あります。どれも値段は100円です。ダイソーマジックである、『良く見たら315円!?』というオチもありません。お香に関しては全て100円均一です。
何に悩むのか…、それは個数です。

結果を言えば、私は30個入りを買いました。
しかし、封を開けてみれば、1つ1つが自分の知っている大きさよりも小さかったことです。普段自分が使っている物に比べ、今回のそれは、時間にして1/2以下ほどしか香煙を発してくれません。

そう思うと、いつもの20個入りを買っていた方が良かったのだろうか…? と考えられます。

思考が冷えた今ならばこうも考えれます。『内容量の重量を比べればよかったのだろう』と。
残念なことに、詳細が書いてある物は破いて捨ててしまったので見ることが出来ません。普段に比べて半分の時間しか楽しめない商品なので、私は心理的に『損をした』という気分になりました。

なんで悩んでいたのかと思い返すと、”同じ100円で何故個数が違うのか?”という点でした。
考えてもみれば、製造過程から予測すると、同じ100円という価値から違う個数を生み出すということは、どこかで差を付けているに違いないと思うわけです。
100円で20個の仕事が限界なのに、そこで100円のまま30個の仕事をしろと言われれば、どこかで削減をしないといけません。仮に、1個作るのに要する時間が1時間だとすれば、作業効率を2倍にして30分でこなせばいいと考えれます。
しかし、この1個を作り出すためにはどうしても1時間が必要だと。ならば作り出す1個を半分にすればいいじゃないかと。そんな感じで思ったわけです。
実際、20の1と、30の1では半分近い体感なので、この考えも商売的には間違っていないかなと思うのです。

……ん? それじゃ損してねぇ?? 半分なら実質15個じゃん…。

ということで、今度は間を取って25個入りを買ってみるかな。
考え方が違うかもだけど、それでも√2と考えると20個より損してるじゃねぇか…。


 
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