それは、
いつも通りに寝る前の歯磨きをしている時だった……。
あ、やべ────(刹那)
「んゴバッ!!」
.。○(回想)
ジャコジャコジャコジャコ……(※SE)
(あ、クシャミしたい。あっ、あっ、あっ)
いやいやいやここでしたら辺り一面が泡だらけになるじゃないかそれは回避しないといけないでもどうするこれはちょっと我慢できるものじゃないしかしこのままでは夜中に掃除するハメになってしまうそれは面倒だから寝たい──そうかこれが走馬灯か今俺はこの刹那に一生分の思考を巡らせているのかもしれないよしそうだな口を塞ぐしかな────
カツーン……(歯ブラシの落ちる音)
耳から出るかと思いました。