準備を万端にすると釣れない説。
風:南東3~6m可変タイプ 波:1m 水温:21.6度
昨夜22時頃に「イクゾー」といわれ、「ばっちこーい☆」と2時間程で準備を完了した。
青いヤツがはびこる海とわかっていたので、不安要素だったショックリーダーの代わりとして、フロロ7号(30lb相当)を2ヒロ奪って戦う準備が整った。
とはいえベイトがいなければ、たまたま通るやつの眼前にルアーがたまたま通るようにお祈りするゲーム。
港内には小アジサバが入っていることは知っているので、それがここに居てくれるかどうかが勝負の肝だった。
昨日こっちは長く雨が降っていたのか、いやーな濁りが大半を占める海。
小魚もお留守のようなので、勝負の肝が冷えたようです。
これはお祈りしつつ砲台と化すしかなさそうですね。
久しぶりにショアジギモデルのロッドを引っ張りだし、初のソリッドリング+スプリットリングでの「いつ大物きてもいいっすよ」仕様でぶん投げがスタート。
そしていつもの海写真を撮ろうとして、車に携帯と眼鏡を忘れていたことに気付くが、取りに行くのに骨が折れるので撮影は友人任せになった。
上げから止まりまで6時間近くぼちぼち投げていたけれどアタリ自体はなし。
幼ブリ40cmくらいのが数回、一度だけ50くらいのシイラが追いかけてきた程度──、ベイトいなけりゃやはりこんなものかな。
今日はやけに潮が速く、横風も相まって30gでは底がほぼ取れない状態。
40gなら問題ないけれど、それは1本しかないのよね。
とりあえずマゴっさん狙いでボトムをドリドリしたり、青狙いと誘い出しでジャカジャカしてみたり、顎もしゃくれるくらいやってみた。
……こいつは、やべぇぞ。
もしものためのボウズ逃れ一式(穴釣りセット)が火を吹くぜ!
カサゴとソイをぽぽぽーんと釣り上げるが、ギリキープラインは1匹のみ。
小中合わせて10匹以上を釣り上げて姑息にボウズを逃れる。
なんか見たことない魚が釣れました、後に調べたらキヌバリというらしい。
また一匹魚の種類を覚えてしまった。
水槽に入れて愛でたいタイプ。
時刻は15時くらい、もはやこうなったら岩礁帯打ちを血行するしかないと、プラグをメインにシバスくんを出す作戦に打って出る。
「ええっそんなところへ投げるのかい?」と、マスオさんに口を使わせる感じでセクシーポインツを攻めるも反応はなし。
おかげでキャスト技術がまた少し上がった気がする。
どうも深い所か底べったりでしか魚がいないっぽいですね…、これだと岩やら沈みテトラだらけの場所でボトム取るしかないので、『絶対に根がかりしないルアー』でもないとやってられませんな。
夕マズに鳥の出動は見える範囲では全然ない。
雨が降った後なのでイワシやら小物のテンションは高いかなーと思っていたけれどそんなこともなかった。
多少なりともテンション上昇した底物でもいないかなーと最後に探ってみましたが、ルアーは完全試合で終了のお知らせ。
友人が単独で行っている時は大抵凪なのに、俺が単独or便乗で駿河湾にくると、いつも天気予報より荒れ気味なのはもはや気のせいじゃないらしい。
ソリッド+スプリットは案外交換もスムーズで、スナップより強度も上と実感できたし、今度からこれにしてみようかな。
これだったらこの前切られたのも取れてたのかもしれないと思うと、備えあれば憂いなしと感じます。
難点があるとすれば、ガイドに通らないので毎回セットする必要がある所か。
明日のおかずゲットォン。
最近ようやく自分で釣った魚を食べられるようになった気がする。