浪高出遅れいつものパティーン。
風：東南東５ｍ 波：うねり１．５～２ｍ 水温：２０．５度
夜明け前に行けそうだったのに、ちょっとマゴマゴしすぎて４時半頃着。
そして予想外に車が多い。
ベストとウェーダーを装着して、続々と浜へ歩いて行く姿を客観的にみて、ダンジョン攻略に向かう勇者か何かに感じてしまった（あながち間違っていない）。
──一方自分はというと、駐車場から聞こえる波の音で今後の展開を察していた。
（これはジグしか投げれそうもないな…）
昨夜から東寄りの風が吹いていたので懸念していたが、案の定うねり気味の海だった。
南も加わり波足早め、真横からの風でやりにくさでげんなりするレベル。
とはいえここまで浪高になるとは…、前線が頑張っている模様。
地形的にはいつも通りだけど、この荒れ方じゃ無理そうやなと感じつつも浜インスタート。
ジグをぶん投げた先であたらなければどうしようもない感じがする。
せめて波が１ｍくらいであればうねってくれてもいいんだけど、今日はもれなく全域底荒れモード。
あれはベイトボールか？ ベイトボール？ いや幻覚か？ はたまた幻術か？ また幻術なのか？ いやあれはただの砂だ…という感じで舞い上がる砂で部分的に黒く見える海。
水温は思ったより上昇していないけれど、プランクトンは増えていそうな潮色なので、腹を空かせたシーバスくんでも通らないかなーと思いつつ投げる。
ベイトにあたるっつーか、底荒れしすぎて第一ブレイクの砂利が露出している感がする。
けっこう近くがそういう海底なので、魚が居着きやすいのかもしれない。
わりとここだと塗装剥げやすいしなー（フラグ）。
遠目をある程度の範囲テクショして、反応ナッシングなのでチャタビーを投げてみることに。
１６ｇくらいなので投げやすいし、５０ｍくらいは飛んでくれるので飛距離も充分。
もっと大人しめの動きかと思ってたけれど、手元にははっきり伝わる振動のわりに引き抵抗が少ない。
ロウディもそうだけど、強い流れにのせたり早巻きしたりするとたまに「スコッ」と抜けてまた動き出す感じがいいですね。
沈降速度はわりと早めな気がするけど、流れの影響でかなりフラついているようで、フックを大きめにするとテーリングが頻発しそうだなあ。
昨日のこれで投げていました。
胴フック大型１本はテーリング頻発、前後に針が周るレベルなので仕方ないっていえば仕方ないですが、テンションフォールさせても回避が難しかったので、わりと真下にストンと落ちるタイプみたい。
トレブルなら問題ないけど、ソリッドリング介するよりもスプリットリングで直接つなげる方が無版かな。
シングル２本は意外と安定していて、テーリングも滅多にならないのでストレスフリー。
ダートさせる動きをやると回避は無理だろうけど、巻くだけの釣りなら問題なさそう。
…なんとなく、触った瞬間に某社のｋｓ塗装っぽいなと感じたが、コーティングはあえてやらなかった結果。
まさか数投でそういう剥げ方するとは予想外だった。
ウレタンコートやっても焼け石に水程度だろうけど、これはボディの素材が問題なんだろう、ぶっ飛び君も同様でメッキみたいな塗装の剥がれ方するし。
プラ樹脂より塗装ののりが悪いのか…、まあ車のような完全コーティングで何層も重ねるとなると、塗装代がバカにならないし、コスパ減らすならしゃーなしか。
しかし、こうして見ると上下逆に繋げても普通に使えそうに見えるな…。
釣りの方は完全試合です。
明るくなってきたら、結構夏っぽい潮色にはなっていますね。
昨日海上ではそこそこ雨が降ってくれたのを忘れていてナッパ潮でしたが、かなり梅雨時期の海にはなっている感じ。
今週末頃には東海も梅雨入りでしょうね。
海上に前線が留まる今より、陸上にかかってくれる方が釣りはしやすいので、とっととジメってとっととカラっとしてほしいものです。