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2013年12月27日金曜日

卵1パック98円から膨らむ話

tamago1

今月中頃まで某スーパーマーケットでは毎日限定200パックで販売していたセール品。

先週辺りに買いに行ったら、高騰を理由に一時中止しますとの貼り紙があって残念だった。

先日折込チラシを見たら、久々に1日限定で1パック98円で販売してくれるようだ。

これは行くしかない。並ぶ勢いで行くしかない。

 

 

(並ぶわけねーだろハハハ)

開店後1時間後に到着──おいおいおいおい駐車場ほぼ満車じゃねーか!

クルシミマスも終わり、一気にお正月モードへと移行している店内は、買い物客でごった返していた。しめ縄? それVIPカーのグリルに付けるやつね(違う)。

毎日やっていた頃なら、昼ごろでも余裕で買えたのに……さすがにシュンコロされてしまったようで。

 

よくよく考えれば、ここ数日はケーキの生産量が年で一番多い日である。

経済的視点からすれば、最も需要がある時期であるし値段が上がるのは至極当然だ。

 

ホールケーキ1個を作成するには、最低でも3個くらい卵が必要だし、お菓子作りにはかかせない食材──それが『鶏卵』

 

…………。

仮に24・25日で、浜松市の全世帯がホールケーキを購入したとする(約32万世帯)。

これだけで約90万個の卵が消費されてしまう計算になる。パックにすれば9万個だ。ニワトリさん大変だな。

 

日本のクリスマスといえばチキンである。ターキー? それボウリングね。

24日夜に半額になったケーキを買いにマーケットをぐるぐる巡ったが、精肉コーナーでの鶏肉が普段の3倍は量も種類も多かった。

ということは、加工されるニワトリさんも多いわけで、こちらもおそらくは年で一番消費されるのであろう。

なんたってKFCもあるしな。

 

ということはだ。

欧米のクリスマスで七面鳥が無ければ始まらないのと一緒で、日本ではニワトリがいなければクリスマスは成り立たないことが考えられる。

ある意味ニワトリさん感謝祭だ。ニワトリさんを崇め、奉り、影の功労鳥に『いただきます』と『ごちそうさま』を言うべき日が、日本のクリスマスなのである。

ありがとう。ニワトリさんを育んでくれてありがとう。

 

そんなわけでクリスマスは、半額ケーキ2個とチキンカレーで過ごしました。

 
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