前日に予想天気図を見て一言。
「台風一過ですねわかります」
はてさてどうなることやら……。
- 中潮 (満8:36) (干14:15) 11:00~15:30
焼津に着いたらほぼ無風状態。駿河湾も穏やか。
よくわからないが天候に愛されて釣り日和となっていたので、2回程行こうとしたけど荒れ模様で断念していた浜当目で釣りをすることにした。久々のウキフカセでメジナさんを狙う。
水面下にはカタクチイワシの群れ。豊穣の海っていう感じだけど、イワシを吹っ飛ばす相手が居なさそうなので、なんだか平和そうな海だ。
エサは取られるけど、どうにも海のヘリコプター系(フグ・カワハギ類)っぽい。ウキをちょっと抑える感じのアタリなので、波に煽られるとわかるけど、波が無いと全然わからないのが難点。
コマセを撒いてもメジナさんは浮いてこず、イワシがわらわら集まってくる程度で、夏頃とは随分勝手が違う。
それならばとウキ下を徐々に下げてクロダイ狙いにシフトしていく。
ウキがスポッと潜ったので合わせたら、上がってきたのはそこそこ大きいシロギス。エサがオキアミでウキ釣りで釣ったのは2度目。底取りとボウズ逃れは完璧です。
周りでもイワシ以外に釣れている気配は全然無かった。
イワシが消滅したかと思えば下げ止まりで一切のアタリがなくなりエサが残るようになる。
うーんどうしたもんかねぇと考えた末、磯竿を片付けて場所を掃除してから、やってみたかったジギングをしてみようと準備を始める。
その最中に隣の方でクロダイやらイナダやら釣れているんですけどね!
25gのピンクイワシにアシストフックのみで根掛かり対策は万全。
これで岩礁に居着いている根魚を狙い撃つぜ!
……岩礁HIT以外何もこねぇなー。先端の方ではイナダが上がっているんだけど、どうにも俺の目の前まで泳いできてくれなさそう。場所は大事だなと痛感させられる。
トレブル外してアシストのみにすると根掛かり軽減するものなんだなーと実感した。ここでぶっ込むと大抵オモリが喰われるのに、底を取ってもそんなに根掛かりしない。意外と砂地もあると気付いたけれど、そこら中でガッツンガッツン岩が当たるから、夏にウツボパラダイス化していた理由もわかる気がする。
潮目も堤防先端付近までしか現れないし、ウキフカセをやっていて感じるのは、堤防半分から岸側は流れが淀んでいること。潮流に関係なくウキが安定してくれるのは定点釣りするのに最適だけど、魚が周ってくる気が全然しない。
底にコマセが溜まってエサ取りパラダイス化しているだけじゃないかと思ってしまう。思えば半分から手前でロクに魚釣った記憶がないな。釣ってた時は大抵半分から先だった気がする。
潮目が寄るのが堤防の先端付近だけになるから、この場所に関しては先端だけ一級ポイントになっているんじゃないかと思う。狭いし底物の置き竿があるしで、雨が降っている時くらいしか入れたことがないや。
消波ブロックを登ればいくらでも場所はあるのだが、足場が悪いのでいつもの装備を持っていくのが面倒という理由で行っていない。
下げ止まりから上げ潮に変わる時がチャンスかと思っていたけど、夕方以降のために早々に場所移動を決意する。
片付けモードが始まった際にクロダイやらイナダやら上がるんですけどね。なんだか今日はツイてないな。メジナ狙うなら赤灯台の方がよかったかもしれない。まあチョロく年中釣れるような魚なら、人気出たりはしないですよね。
※前半戦の釣果
シロギス 19cm 1匹
さて次はどこに行くかな。