関東では降雪の予報ということもあって極寒を予想していたが、家を出る時に車外気温は１０度だった。東の方は風が出始めてるみたいだけどこっちは風も気にならない程度だし、今年お世話になった所で締めることに決めた。
到着したのは５時頃。雨が降り始める中、この時間でも先客はいることに驚く。
大潮の満潮が重なることもあって、ちょいと浅い所は隠れてしまっているけど、波が少し高いおかげで地形の変化は把握しやすい。透明度も高そうだし、波のよれに昨日買ったサルベージトリノ１００でも通して遊んでみますかね。
暗い中で使ったことのないルアーを投げていると飛距離や遊泳感が掴みづらい。一応レンジバイブぽい「ヴィィィィィ」という感触はあるけれど、遅めに巻くと左右にダートして「いや！いやなの！」と首を振っている感じがする。まあそれはそれで、悪くはなさそう。触った感触で安っぽいなぁとは思ったが、やはりというか塗装が剥げやすい。
雨が降る曇天ながら、明るくなって平均飛距離も確認出来たので、ちょこちょこルアーを変えながら遊んでみる。今日は日中でも最高気温が１桁予想のためか、風が運んでくる空気が冬の長野並に冷たい。
潮止まりになって、最近とんと見てなかったボラのジャンプが始まり、小魚さんも活気づいて鳥も水面を襲っている感じがする。俺のやる気が天に届いたのか、海はなんだかやる気モード↑↑↑。
だけどなーんもこねぇ。潮が下げ始めてもテンション↑なのはボラとコノシロくらいのようだ。
透明度が今まで以上に高いから水温は低そうだけど、海水に触れた感じだと、水道水よりは温かい感じだから１５度以上はありそうなのになあ。浜名湖のシーバスは落ちきった感じだし、居着ける岩礁があるここらなら「ちょっと定住してみっか！」というノリでうろうろしててもおかしくはないはずなのだが……。それ狙いなら三軒屋の方が良さ気なのかな。ここで釣ってる人見てないしなあ。
雨も若干強くなり始め、いつのまにか広大な浜にポツーンと俺一人の状況なので、寂しすぎたから海辺の鳥さんに話しかけて気を紛らわす。年を取るとひとりごとが増える気がする。最近マーケットで買い物している時にも言ってるかもしんない。
地形は悪くないんだよなー。フィバる程魚が周ってこない場所なのだろうか。ヒラメシーズン真っ盛りでも一人３匹以上とかあがってないみたいだし、春の産卵期になるとどうなるかわからないけど、秋-冬２ヶ月くらいコンスタントに通って感じたのは、周囲の名の通った所より渋めに感じる所か。まあベストシーズンは台風の猛威で１ヶ月程無に飲み込まれたわけですが──。
人が行きやすい、やりやすい環境にある所ってやっぱり魚が少ないってイメージ。特に港内とか堤防がそれに当たる。人の気配が少なめな場所程、荒らされるまでは好調をキープできそうではある。けれど、最近の遠州灘なんてそんな場所無いわな。年明けからは細谷に通ってみよう。
そんな風に今までのこと、これからのことをブツブツ考えつつルアーを通していく。沖の消波ブロック周辺もジグをかっ飛ばして探ったけど何も無し。今まで釣れた場所にあやかっても何も無し。やりやすい場所だったから珍しく長い間通ったけれど、こうして振り返ると色々考えさせられることが多い。１２月入ってからホント釣れないな……。そのうち２０１３年サーフでの結果でもまとめて反省会しよ。
今日残念だったことは、雨が雪へと変わることはなかった所。
そして日が出てきたのに気温が下がっていったこと。帰る時には６度ってなんだよと。
昼間でも６度だったけど、いつもそれより気温が低い時に始めてたから、今日はあまり寒く感じなかったな。雨のせいで顔と手はめちゃ冷たかったけど。
そんなわけで、今年のサーフゲームは終わり！ まるっ☆
※本日の釣果
今までの思い出（小並感）
ルアー増えてきたけど釣果に全然繋がってねえええええ。
──ちなみに最初は大東に行くつもりで３時過ぎに出たけど、現地着いたら風が思いの外強かったから、各地の風速を見てまだマシだった浜松へ戻ってきた。向こうに行ったのは”福田のファミマでパンとコーヒー買いつつ艦これキャンペーンを確認しにいった”と前向きに捉えている。
あそこまで行ったのなら御前崎港でアジングすればよかったんや……