今年の納竿しに行くってことで便乗。
県内どころか全国的に冷え込む予報で、風はもちろん爆風。
ある意味怖いものみたさで焼津港に行ってみることにした。
(若潮) 満潮13:17 干潮20:36
10:30~16:00頃迄
港内でも風が当たる場所はさざなみが立っている。
赤灯台のテトラ側はなんとか風裏の場所で、釣りをやる分には申し分ない状況。
今日は極寒ということはわかっていたので、事前にヒートテック(もどき)長袖インナーと、ヒートテック(らしきもの)タイツを装備。そして上下に風属性を反射する《ウィンドブレイカー》を纏い、対策は万全だ。
ただ、手と耳はどうしようもなく、無防備で、冷たい。
コマセ用に海水を汲んで触ってみると異様に生ぬるい。
外気温が低いせいでぬるく感じるのかもしれないけれど、最近の水道水よりぬるいのは間違いない。
これは案外活性高いんじゃない?
コマセを撒くとわらわらとイワシやらフグやらメジナやらが寄ってくる。
と思ったが、エサ取りの猛攻でそれどころじゃない件。それでも木っ端2匹と20cmくらいのを1匹なんとか釣り上げる。
下の方には一回り大きいのもいるのだが、そこに至るまでの過程が過酷である。
どうもメジナっぽい動きじゃない奴が混じっているんだけど、浮力変えたりガン玉増やしてみたりと色々試しても正体はつかめず。
しかし、前回の浜当目では全然魚影が見えなかったのに、ここは海中が黒くなるくらい魚影が濃い(主にエサ取りだけど)。
この中から確認出来たのは「ハコフグ」「ベラ」「クサフグ」「イスズミ」「ウミタナゴ」「キタマクラ」などなど、エサのオキアミもしゅんころされるレベルの濃さだ。海水温が高めなのも理由の一つかもしれない。
ライオンファミリーの前にハイエナの群れがいて、そこに仔ウサギを投げ入れているようなものだな。
ハイエナを蹴散らして食べに来てくれたら嬉しいんですけど。
その後はちょいと横に移動して、真っ更な場所で開始してみても同じ状況だったので見切りをつけることにした。
ちょちょいとワームで遊んでみるも、何もこないし日も落ちるしで終了。
※本日の釣果
クサフグ ベラ
メジナ約10cm 2匹 約20cm 1匹
全てリリース
コマセ撒いた瞬間、本当に今日は『コロンビア状態』になったけど、ちょっと準備不足。
こういう時は潰したオキアミでも混ぜないとちょっと厳しいのかな。ていうか針を小さくすれば楽しめたかもしれないけどね。
チヌ3号くらいの大きさなら、大抵の奴は釣れるんだけどな。カワハギ針を使うのは負けだと思っている(対象魚的な意味で)。
夏と違ってエネルギーを消費しないのか、腹もそんなに空かないし喉も渇かない。
飲食に関してエコになる冬の釣りは、夏よりお財布にやさしいのかもしれない(震え声)