局地的豪雨では数回見たことのある光景が広がっていました。
満潮時のベネチアかな?
<台風18号>浜松で雨24時間238ミリ 7万人避難指示
用事で中~南区を移動中、いつもはカラッカラの側溝が溢れてたり、ドブ川が溢れそうになっていたり、排水口が逆噴射していたり、畑が池になっていたりと南区の方は結構ひどかった。
写真? 大雨の中、防水じゃないiPhoneを持って外に出るなど愚かの極み。
安間川と芳川はゲリラ豪雨でも度々溢れそうになる小河川ですが、先日の豪雨でもギリギリでしたが今回は氾濫危険水位を一時的に越えた地域もありました。
普段は溺れることすら難しい川なのにね。都市部を通る小河川だからしょうがないね。
冠水しやすい地域は元々把握しているので南区以外は無難に走れはしたが、下流域の田園地帯は軒並み水没していました。どこも15時くらいがピークだったようです。
避難指示~準備までの対象人数はおよそ24万人程。これは浜松市総人口の4分の1にあたります。
数字だけ見れば「どんだけやばいんだよ」と思えますが、台風以外の集中豪雨では生涯初かもしれません。普段の川の様子を知っていると笑っちゃうくらいです。
全国ニュースにもなっていて遠方からも連絡があったりと、TVの影響力は未だに健在かと思わされます。
住んでいる地域は浜名湖の水位が5m程上昇でもしない限りまず水没しないので、スーパームーン+満潮+台風での高波の超コンボを決めるか津波でも来ない限り大丈夫。
今回の豪雨ですごいと思ったのは治水と護岸整備ですね。
「暴れ天竜」を治めた金原明善と、世界に誇るモノ作りの父である本田宗一郎を学ぶのは浜松人だけなのかは知りませんが、これだけの豪雨でもギリギリ氾濫をとどめる堤防作りはすごいなと。
計算して作ってはあると思いますけれど、それでも「あと1時間この雨が続いたらヤバイ」の状況で雨が止むのが浜松の運の強さかもしれません。
そういう状況は何度かあるんですけどね。今回はそれ以上でした。
明日は最後の試練ともいうべきか、台風通過に伴う風雨が待ち構えている。
予報では三重・愛知の方がひどくなりそうですが、今日と同じ感じで降られると止め刺されちゃうかも。
ツイッターで検索かけると、川の様子みにいくフラグ立てている人多すぎやろ。