濃霧が海上に残っていたから高めだろうと予感していたけれど、上がりすぎなんだよなあ。
風:北東2m 波:1.5m弱うねり 水温:16.2度
ヒラメさんの適正水温にはなったが、時期的には高すぎなくらい。
ボラはいるようだけどかなり遠いヌァ。
大分なんらかの魚の気配は感じれるようになってはきたかな。
今日はちょいとこいつらを投げにきたので、ついでに来たらオーラーイ。
- サーフェスウィング147F(JUMPRIZE)
飛距離はぶっちゃけ「いうほど飛ぶか?」という感じ。
それでも60m以上は行ってくれるからいいんだけど、今の自分では25gなら扱いやすいかな。
今日は川みたいに横の流れが強く、スローピッチだと流れに負けてろくに動いてくれなかった。
サーフでは波が高いし、流れのドリフトにフローティングは正直向いてないから、今日の状況では使いづらいルアーだった。
- ショアラインシャイナーSL14F(DAIWA)
ミノーっぽい細身のペンシルベイトといった感じ。
サヨリは現在沖の方で獲れていて、もうすぐ浜名湖に入ってくる頃。
そんなサヨリパティーンには丁度いいけれど、サーフで出番は来るのだろうか。
結構浅い箇所が多い浜松沿岸では丁度いい潜行深度なので場所には合っているのだが、まあ港湾部向けでしょうね。
飛距離は60m近く飛ぶし、ゆっくりでも泳いでくれるので悪くはなさそう。
ある程度色々使ってみて、重心移動システムがもたらす恩恵での最高傑作みたいなものは、やっぱりサイレントアサシン99シリーズじゃないかなと思う。
9cmクラスではやっぱりあれが一番安定して、誰でも素直に「こんなに飛ぶの!?」って思える品かもしれない。
12cm以上になるとボディとリップがスリムな方が安定するので飛ぶ。
このくらいになると重心移動よりも空力抵抗を考えた、突き詰めればノンリップの弾丸みたいな形が安定して飛んでくれる。
重量は30gを超えるなら固定重心の方がいいかなと感じる。
スピンドリフト110HSはリップがでかいのも要因だけど、33gあるので結構ロッドを選ぶし投げ辛く、固定重心のDUOのファルクラムやimaの魚道90ヘビーサーファーとあまり大差なかったりする。
それぞれ何かを突出させると何かを犠牲にしなければならず、それはどんなルアーにも当てはまることだと思う。
細身にすれば飛ぶけどアピールは弱くなるし、アピール重視で太くすると今度は飛ばなくなってしまう。
どちらも相反するようで、足りない部分よりもメリットが勝る箇所があったりする。
なんだかんだで、知っている場所でも色々持っていかなけりゃならないのが困る点でもあるが、それだけ試行する楽しみってのがありますね。
釣りの方はというと……、
流れがあるけど波はそれほど高くはないし、水深も1~2mって所なので、できればシンペンを転がしたい所なのだが、暖かくなってきたこともあるし祝日ともあって人も多いから流せないジレンマ。
回遊待ちならともかく、魚類学術的にもそんなに頻繁に移動をしないことがわかっているヒラメさんを固定砲台で狙うのは正直疲れる。
長方形の羊羹をスプーンで上から削って全部食べきるような作業をしていたわけですが、生命反応はえられませんでした。
浜名湖内にいるコウナゴが全部流れだして浜に流れ着くくらいの状況になれば変わるだろうけど……、まだ我慢の時が続くって感じですかね。
水温は上がっているので、底に海藻がつく環境があるゴロタ石が眠る箇所の方がチャンスはあるだろうね。
好き好んで根がかりする可能性のある浜にいく人もいないだろうけど、ある程度リスクを追った方がやっぱり魚はいるんだよなあ。