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2015年6月16日火曜日

理想の釣具ってあるようでなかなか無い

予定では今朝、御前崎に浜インしているはずでした。

──が、食戟のソーマを1巻から読み返していたら、出発予定のAM2時頃だったので大人しく寝ました。

これが巻数少ない続刊ものの恐ろしさよ。

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スプリットリングとソリッドリングが欲しかったので、なんとなく釣具屋巡っていたら、TGサルベージ(18)が丁度いい具合に中古で2個あったのでサルベージ。

コントロールしやすいし結構飛ぶので、海中の状況調査には良い物だと思う。

最近わりとハマっているのがシングルフック化で、トレブルに比べると全然根がかりしないんですよ。

まあ魚には掛かりにくいんですけど。

日曜に浜名湖のいつもの場所でシングルにしたチャタビーとキールバイブ使ってみたんですが、カキ殻やら石やら根がかり要素が多い箇所でも、底に当てながら巻けるのはやはり違うと感じた。

トレブルだとすぐガツっとひっかかる場所と解っているので、その違いは明白でした。

 

もちろん問題点もあるわけで、フックが大きくなるほど、または接続部の遊びが大きくなるほど、沈む系のルアーはテーリング(フックがラインに絡む)がしやすくなる所。

後方重心ですとあまり気にならないのですが、前方重心のレンジバイブ系は特にこれになりやすい。

シングルにすると「遊び」が多くなるので、テンションを抜くと結構テーリングしやすいですが、糸を張りながら落とすとわりと回避できます。

なので、以前にもチャタビーで試したようにとりま1本で試してみようと、フックがそんな感じでついています。

 

正直管付き針の方が(楽で)いいんですが、理想の形と強度を兼ねているのが見つからないんですよね。

特にミノー用シングルフックですと、ソルト用はトレブルが当然な風潮なので元々種類が少なく、フレッシュはその反面種類が豊富ですが、素材が細く硬い口を持つソルト用にそもそも向いていない設計が多い。

形状としてはエリアモンスターが理想でして、ジギング用シングルフックにもこういう形があるにはあるのですが、今度は軸が短いので、管付きでも直接繋いで使うにはどうだろう…って感じのが多い。

自分が気にしているのは、ルアーを引いている時に針先がどこに向いているかって所。

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わかりにくいでしょうけど、簡単にいうと針先が内側に向かっているのが好きでして、いわゆる「ネムリ針」に近い物です。

で、こういう形は大抵スプーン用で、魚が針を飲み込んでから引っ張りだすと口のいいとこに掛かるっていう形状なのです。

店で見ていて「あっ、この形いいな」と思えるのって、大抵サクラマス用であって、スプーン向けに作られたのが多い。

 

シングルフックの場合、なんのために自分がそうしているかといいますと、「根がかり対策=針先の保護」「完璧なフッキングによるバラシ対策」の2つ。

他のメリットとして「本体に針が触れにくくなる(音対策)」「より大型で耐久力のある針が付けられる」ってのもありますね。

デメリットとしては、トレブルフックが標準のルアーはそれを付けて泳ぎやら実釣テストしていて、『売られている状態=万人が使いやすい調整』と販売されているわけです。

それをシングル化すると起こる弊害としては、「泳ぎが大人しくなるorおかしくなる」「総重量の増減」「フッキング率の低下」など……。

とまあ主にバランス関係での不具合が多くなるわけで、シンキング等の重いモデルでない限り絶妙な浮力調整をしている物が多いですし、セミサスペンドモデルがフロートになったりする弊害は起こりえます。

 

なのでそういうデメリットが比較的感じられないリップレスミノーやレンジバイブなら、特に問題なく変えれると思ったわけです、メタルジグは言わずもがなですね。

ルアーも理想の形ってのがあまり無いのですが、色々なメーカーの中でも「魚をより釣るために使いやすさを捨ててみた」といったコンセプトが見えるジャンプライズのルアーは好きですね。

他のルアーも特に文句はないのですが、「オリジナルに手を加えてこうして欲しい」ってのは多い。

例えば7cm25g程のファルクラムとアクシオンをなんで作らないのかなーと。

似たようなのにはスピンドリフト70HSがあったりするわけですが、引きやすさではファルクラムの方が良いとは思うんですけど、30gの重さであの大きさは飛距離が結構犠牲になっていると使っていて思っていた。

魚道ヘビーサーファーの方はアクションがイマイチだが飛行姿勢まで考えられているし、こっちの方が強風の中では飛ばしやすい。

 

9cm以下のヘビーシンキング、またはジグミノーって意外と弾数が少ないんですよね。

まあ正直、メタルジグやレンジバイブがあるから7cm台となると特に必要ないのですが、飛距離を稼ぎつつ沈降速度が遅めで浅い場所でも引ける8cm前後のシンキングは、正直武器になると思っている。

これの理想型の一つがぶっ飛び君なわけで、飛距離も出て、重さのわりに表層スキッピングもできて、底物を出せるほど沈ませることができる…、これ一本でどこでもやれるんじゃね?と思えるものがこれ。

あとはX AR-Cの素材自体の浮力を活かして、移動重心の重量を増やして飛距離を伸ばしたウォブリング系のシンキングミノーとか。

11cm以下サイズで重量がありつつ、尚且つ浮力があり沈降速度でも誘えるシンキングってなると、X AR-Cの素材が一番向いていると思うんですけど、なんで作らないんですかねぇ。

 

あとは60mくらい飛ぶ浜で使えそうなクランクベイトが欲しいなーとか、黒系で闇に紛れつつロゴだけ目立つデザインとかやめーや、みたいに色々望むアイテムは多い。

夜だとエサ釣りの人は主に電気ウキやケミホタルで居る位置わかるんですが、ルアーメンは投げる音がするだけで全然見えないから困る。

夜にまっくろくろすけ装備はアカンと思うんですが、黒って汚れが目立たないから、着る装備にはやっぱり向いているんですよね。

自分は黒色を着るのはインナーシャツくらいなのですが、夜に白い服着ていたら、羽虫が自分のとこだけ大量に集まってきたことがあったので、一概にまっくろくろすけが悪いとも言えない。

あの時俺の上着は「むしあつめ」の犠牲になったんや…。

 
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