夕方近くまで降っていた雨も止んで、風もなく釣りのし易い気候になっていた。
ええ、今夜も夜釣りです。
二人でもエサを一夜で使い切れないんです。
日曜夜でもそれなりに釣り人は多い場所だけど、今日は雨上がりってのもあるのだろうか他には一組だけ。
日が出ているうちは小魚のアタリが多く、犯人はヒイラギと1年生に満たないチビセイゴ達のようだ。
昨日の反省点を生かして小さめの針を用意したり、ハリスを細くしてみたりしたけど、1.5号じゃカキ殻ヒットで速攻切れてしまうのでウキ釣り向けか。
まあフカセで使うから、いいんですけども。
日が落ちてからはぶっ込みも探りも特に反応がなく、たまには反対方向でも探ってみようと底を探ると、いつもの場所とは違い全て砂地のようなので、ここにぶち込んでおこうとぶん投げて放置しておいた。
反対側を探り歩いていて、放置していたのをすっかり忘れていた頃、放置していた竿に何かでかいのが来たと呼ばれる。
投げていた仕掛けを回収して、足場も悪いから王者の風格(誇張)を醸し出すようにゆっくりと向かい、竿を受け取ると確かに重かった(小並)
重いには重いけど、あまり引かなかったからアカエイの可能性も微レ存だったけど、割りと苦戦せずに寄ってきたのは銀色の個体。
36cmのキビレでした。
針を外して竿を置いて戻ってきたら撮影準備万端だったという。
小さい海津針が唇の皮1枚だったので、もう少し遊んでいたら外れていたかも。
友人は隣でよく釣ってるサイズだけど、自分に来たのは初めてだったりする。
釣れない竿の呪縛が解かれたようだし(1匹目はヒイラギ)、これは浜でもそろそろ何か来てもいいんじゃないですかねぇ。
その後はアタリも来ずにエサがなくなる程度で、日付が変わった頃に退散。
一ヶ月続いた釣れない呪いも解けたようだし、時期も相まって昇り調子やな!
※本日の釣果
キビレ:36cm
チビセイゴ・ミクロヒイラギ
湾内のキビレは生食だと(食中毒)当選率が高いので、30cm超えると調理に結構困る。
家庭用グリルでは大きすぎるし、オーブンがあればいいけどあいにく家には存在しない。
塩焼きするならこのサイズだと炭火が理想だけど、1匹にかける労力じゃないしなぁ。
3枚に卸して粗煮と切り身を焼けばいいかと捌いてみたら、身には粘液胞子虫がわらわらと。
身に黄色い玉がぽつぽつ点在する様は明らかにグロ、卸さずにぶつ切りで煮ていたらまだ食指が湧いてたかもしれない。
テレ愛で劣等生見つつ粗煮をしようとしていたら、時間を読み違えて始まる前に調理が終わっていた件。
お兄さまの淡々としたイケボ説明で、「粘液胞子虫とは──」を聞いてみたい。