梅雨明けてました。地獄の季節だよぅ…。
(水温:28度)
午前中は掘り出し物の竿があることに定評のある磐田グロにGO。
1kで丁度いいトラウトロッドがあったので迷わず購入。高林で迷ったあげく、翌日に行くとなかったのが昨日のこと。「迷ったら買え」、一期一会ともいうが、中古においては至高の言葉だと思う。
トラウトは来週になりましたが、これで無難な道具が整いました。
その後はなんとなく気になっていた福田のラーメン屋で朝ラー(11時)を経由し、
えんしうなだの様子も見……これはもうダメかもわからんね。12号さんが復活したという、大変嫌なニュースもありましたが、こんな時は浜名湖です。タコは終盤ですが(というか駆逐気味)、ボトムワインドでのマゴチ・キビレは盛期に差し掛かっている辺りですかね。シーバスは30~50cmの数釣りってところ。
まあボートが有利ってのがアレですけど、浸かるのはアカエイたんも多いので注意されたし。
そんでちょろっと30分くらい瞑想して、いつもの場所へふらふら~っと。
日が落ちるまでルアーを投げてみることに。ぶっ飛び君で上をやったあと、やっぱ底のバイブ引きだろなぁということで、前回チャタビーで釣れたから今回はキールバイブをひたすら投げ倒してみる。
ルアーって大抵ただ巻くだけで釣れるものなんですが、いろんなアクションがあるけれど、あたってくる頻度が高いのが大体フォール中じゃないかなと。じゃあなんでこの時に食ってくるのかっていうと、よく言われる「リアクションバイト」ってやつです。
小魚の動きに一番近いルアーのアクションって、ポーンポーンと飛ぶように動かすダートなんですよね。ツイッと動いてピタッと止まる動きをする魚は多いです。わりと大きくなるにつれ、ゆったりと滑らかに動くようになります。こっちはウォブリングに近い。
流れがあると逆らって泳ぐ習性があるので、条件によってはこの枠に当てはまらないのも多いですが、群れずに単独でいるとか、特に流れが弱い奥浜名湖みたいな場所ではそんな感じ。
トゥイッチ、リフトフォール、ジャークなどなど、アクションにも色々あるんですけど、これらをすることによって集約されるアクションってのは「平打ち」だと思います。
ようするにルアーを正面から見て倒す感じに、一時的にテンションを抜いた時になりやすい姿勢。個人的にはこの時に一番食ってきている気がします。
ベイトわんさかでナブラが出てるような状態ですとベイトにルアーを合わせるのが鉄則ですが、この場所はルアー対象魚こそいますがベイトが少なめです。今の状況だとイナッコ・小アジよりも海底の小型甲殻類を食べていることが多いだろうって予測は付きますが、これをエビに似せるのは無理があるってもんです。
キビレ・クロダイのみならず、マダイなどタイ類はヒラヒラした物によく反応するので、魚の目の前でスカートをたなびかせる感じで誘惑しないといけません。JKのスカートに目がいくのも、いわば男の性というかリアクションバイトです。
このヒラッとした動きをイレギュラーで起こしてくれるのが、流れや小石などの変化ですね。サーフなら寄せ波、河川ならドリフト、カキ殻多いこんな場所ならこれに当たった時などなど、多少荒れている状況が有利に働くのは、魚の警戒心が薄れるってのもありますが、イレギュラーな動きを勝手にしてくれやすいってのもあるんじゃないかなと考えます。
リアクションバイトって、「自然界でありえそうで実はない動き」ってのが肝なんじゃないかなーと。
というわけで、ヒラッとした動きはチャタビーが得意なのですが、キールバイブはそれほど得意ではありません。
わりとレンジバイブってテンション抜いても姿勢を保って落ちる物が多く、それはテーリング対策もあるし、元々波動で寄せるルアーなので落下姿勢がいいのもあり仕方ないですが、だからこそ平打ちが結構やりにくい。
ボトムずる引きでも、この場所だと石やらカキ殻が点在しているおかげで、ゴツッと根があたって越えた後にカーンとタイさんが襲ってくることが多い。
前回はその適当パティーンでしたが、まあ今回は意図的に信号待ちでスカートを「ふーあっつぅーい」とヒラヒラさせようと、ただ巻きからロッドを下げてテンションを抜いて「イヤーン」、ついでにチョイっと動かしつつ元に戻す方法で。ジャークからでもいいんですが、レンジが上がりやすくなるのであえて下げるようにしています。
このアクションで20mくらいカニ歩いて、ロッドを下げてスコッと抜いたあとに上げたらツイトルーゥ!
40くらいのクロダイさんがかかってきましたが、網は拠点に置いてきてしまっているので、取り込みに念のためポケットに入れておいたグリップを使うために、なるべく弱らせようとしばらく格闘していたのですが、一向に疲れてくれる気配がありません。
ずり上げて隙間にスポッも経験しているので、まあどうしたもんかなーと。無駄に10ft使っているおかげで、無理に手元に寄せて暴れられると折れる角度になってしまうからできず、ぐったり待ちが結構長かった。
そしたらいつのまにか相方が網を持ってきてくれていたので無事にイン。
(※友情出演:オレじゃない手とメジャー)
フォール中だったので腹フックを咥えてました。というかキビレもいるはずなのに、なんで黒いのが来るのだろう。
なんかもうちょいいけそうな気がするーので進呈した後、チャタビーに変えてもうんともすんとも…クリアカラーになったせいだろうか。
そのまま電気ウキのエサ釣りもうんともすんとも……ってわけでもなかったけれど、1回ちょっとよそ見した後ウキが無くて、竿がガターン!と倒れて「おほっほほやべえ!」と駆けつけて合わせたがスッポ抜け。終了間際にもういっちょあたりがあったが空振り。
なんというか、3時間毎くらいにおとずれるチャンスをいかに物にできるかゲーになっている予感。例年に比べて中型以上しかあたってこないからスリルはあるかな。
いつものルアーメンが30cmくらいのシーバスをぽこぽこ釣っていたが、あんなに小さいルアーを扱うロッドがないんだよなぁ。アジング・メバリングタッコォが夜釣りでは一番楽しめるかもね。
70台のシーバス狙うなら表か奥、30くらいのなら全域にぽつぽついるくらい。今年は外洋のが全部入ってきたのかマゴチが多いみたいだけれど、奥は駆逐され気味だから、ぼちぼち表か中ですかね。奥は刺し身にするのがギャンブル性高いから自分なら逃がすかなぁ。
クロダイは居付きが多いからわりとどこでもいるし、日中なら泳いでる姿が見れます。キビレは中が調子いいみたいすね。ヒラメ含むなんでも中型狙うなら今切れ付近、ただ難易度が高いのが難点。
フカセやっている時にルアーメンがポッパー投げてて、「ここ難易度たけー!」って言ってたのがなんかツボったので未だに覚えている。
潮が動いている時は急流みたいなものだし、30号(約110g)以上のオモリでも底を取るのがやっとなので、ジグを目の前に投げても回収時に横に流れるおかげでテトラに必ずひっかかり、何度も切ってた人もいたりして、人気の場所で人も多く、色々な意味で難易度たけー!です。
そういや全然いってないなーあそこ。ぼちぼちメジナたんと戯れたくなってきた。