文章にするとややこしいこと…。
そしてver3.9へアップデートした後、劇的に変化が起こりました。完全にG+に対応してくれたのです。全サービスが統合して個別ログインの手間が省けたっていう形ですけどね。
※Picasaの最新版はver3.9(2012/1/9現在)です。
Google+への直接投稿、並びにwebアルバムの編集がし易くなったのがこのバージョンからになります。そしてこの記事は、Window7・Picasa v3.9.0をベースとして作成し、既にインストールされている前提での話しになります。
・必要な物
Picasa ver3.9
Googleアカウント
・今回最低限使う機能(GUI)の説明・
①新規アルバム作成
注意するべき点は、あくまでPicasa内で新たにフォルダを作成するという点です。つまり、OS管理下で新たにフォルダを作成してるわけではありません。
②アルバム・フォルダ階層表示
アルバムがPicasa内、フォルダがOS管理内、ウェブアルバムがweb上からインポートした物になります。あとは考えるな、感じろ。
③共有ボタン(⑦も同様の機能)
現在選択しているフォルダ、もしくは画像のアップロードをG+経由にて行います。
これが今回の核なので後述します。
④Google+アルバムへのリンク
ログインしている場合、そしてG+アカウントを取得している場合にはG+アルバムへと飛びます。ログアウトしている場合は、Picasaウェブアルバムへ飛ぶと思います。ログイン状態表示は右上を参照。
⑤同期ボタン
ウェブ上の同名アルバムと画像データが同期します。つまりフォルダごとウェブ上にアップロードされ、任意で共有設定出来るようになります。簡単に考えれば、選択した画像たちが丸ごとウェブ上にバックアップ(保存)されるということ。
⑥選択した画像の表示
③に通じるので後述します。特定選択・複数選択するためのGUIとしては結構使いにくい大きさです。
⑦Google+に共有ショートカット
といいつつ大してショートカットにはならなかったりする。⑥でガーッと選択した画像を表示して吟味したら、流れでここをポチるとアップロード出来るから、流れ作業的に考えれば有効な場所に存在していると思う。
・新規で画像のアップロードをしてみる
今回はマイピクチャ下にあるぐぬぬフォルダから画像を選択し、アルバムを新規で作成して、アップロード&G+へ投稿してみましょう。
Picasaは初期起動時に、マイピクチャを基本として任意で画像データをインポートし、フォルダ情報も記憶します。以後は変更があればその都度、起動時に読み込んでくれます。
まずはフォルダを選択します。
選択されたフォルダは反転表示されます。
今回はまどかのぐぬぬ絵1枚を選択します(①)。すると③にもサムネイルとして表示されます。画像を選択した後、②の共有を押します。
②を押した後、この画面がポップアップします。ウィンドウ上にあるように、新規でアルバムをG+に作成します。アルバムの名前を変更したい場合は、右の”新規作成”を押すと文字が反転するので、任意の名前に変更できます。
今回はこのまま下のアップロードを押します。そしてG+のアルバムが正しく作成されているか確認します。
アルバム”ぐぬぬ”が作成されています。駐車禁止マークみたいなのは限定公開(自分のみ)を意味します。つまりweb上ではこのアカウントを通してしかアルバム内を見ることが出来ません。
そしてPicasaでは、アップロードされた画像には↑のマークがサムネイル右下に表示されます。
続いて全選択、部分選択の説明をします。
フォルダ内画像を全てドラッグにて選択した状態です。左下には選択された画像のサムネイルが表示されます。
ここで任意の画像を選択して、赤で囲ったボタンを押すことでロック(保留)をかけることが出来ます。この画像では、現在選択されているのがほぼ中央、青枠で囲まれた画像で、保留されている画像には緑の◎が表示されます。
そして赤○はリセットで、これも同様に任意で選択して、このトレイから削除することができます(元画像には影響なし)。
上記トレイ内を全選択した後、リセットした状態です。保留された画像は保護されています。これで複数フォルダから任意で複数の画像を選択することが可能になります。
任意選択のワンポイントとして、ctrlを押しながらクリックすることにより、1枚ずつ選択することが可能です。まどかから1つ飛ばしで選択したのが下になります。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、ctrl+クリックで1つ飛ばしで選択した状態です。リセットしたい場合は、空白を適当にクリックしてください。一度選択した物をクリックすることでも選択解除をすることが可能です。
・Picasa→G+への投稿
では次に、G+へ投稿してみます。ぐぬぬフォルダから…まあ面倒なんで適当に全部選択してつっこみ、共有ボタンもしくは下のGoogle+へ共有を押します。
先ほどしなかった、G+投稿関連の説明をします。
”メッセージを追加”はその通りに、投稿する文章になります。
その下にある枠は公開範囲枠。”+ユーザーを追加”を押すとメニューが開かれ、自分のサークルが表示されます。画像では適当ブチ込んでますが、公開したいサークルを任意で選ぶのもよし、考えるのが面倒なら一般公開でよし。先のように何も選択しなければ”自分のみ公開”になります。
今回はテストなので、こっそり共有枠に変更し、G+へ投稿します。ユーザーを任意の共有枠にし、共有ボタンを押します。
画像サイズメニューに関しては、最近のサーバー・回線状況では大体のサイズが許容範囲ですが、数MBに及ぶ物は解像度下げるなりする方がいいです。それを代行してくれるのがこの機能となります。
左下の詳細設定でも細かく設定できますが、今回は割合。
投稿されたのがこちら。サムネイル優先されるのは選択された順、ようするにアップロード順になるはずです。公開枠は青表示なら自動的に”限定公開”となり、今回ならば私の別垢が共有相手になります。
アルバムを削除する場合はウェブ上から削除してください。オプションから選ぶことができます。
この後スタッフが全消ししました。
ちなみに投稿も消えました。
混乱しやすいのは、オフライン上のアルバム情報とオンライン上のアルバム情報の差異ですかね。定期的にインポート、もしくは同期していればいいのですが、特にモバイルアプリからの画像投稿では、適当なアルバム名を作成してしまうので注意が必要です。
まあ増えすぎたら整理するしかないですね。
『既存のフォルダと別に同名のアルバムを作成してからアップロード→同期、andウェブからインポート』のパターンが一番混乱しやすいかと(ソースが俺)。
その辺の上手い整理方法でも今度は考えてみますかねぇ。