まこと地獄と申すものがあるならば、波乗りと釣りと余暇がひしめきあう連休中の海辺こそ地獄なり(クワッ!)
(<天膳殿がまたボウズであらせられるぞ!!)
風:東南東のち南東5m 波:微うね1.5m 水温:多分18度以上21度未満
最近波も低いし原発近くで際ボトム攻略にでも行こうかと考えてた前日。
でもどちらかといえば磯場でマル狙いの方が興味があるのと、朝マズでは混んでそうだし(やりやすい場所は)釣りきられてるイメージしか沸かなかったし、なによりもう夜明けが5時で早いのが一番アレです。
最低でも3時出とか寝ないほうがマシなんだよなあ…。
そんなわけでいつも通りのタイミングで中田島に来てみたのだった。
そして「うーしやんぞー」とフックを留めているゴムを外した時に、輪ゴムをまとめる用カラビナがついたプライヤーを持ってきていないことに気付く。
おまけでグリップも忘れたけどどうでもいいか…、そして帰りに水温を計るのを忘れていたのを思い出すうっかり浜インデイだった。
釣れだすと釣り人は増えるし、暖かくなれば波乗りも増えるわけで、この時期になると冬季から初春まで『波乗り>釣り』の構図が崩れて『波乗り≦釣り』ってのが初夏~秋までの感じ。
浜松~渥美の沿岸はサーファーが多く、ブレイクがある所はお互いが良ポイントになるし、そうなると奪い合いということで互いに邪魔との意見しか聞かない…まあとてもめんどくさい時期である。
私の考えは基本こんな(↓)感じ。
「サーファーが邪魔と思うくらいなら最初から居ない所に行った方がよくね?」
とはいえ浜名湖から西はその場所すら無いことの方が多いし、「ワシ、ここ以外で投げると死ぬ病気なんだ…」的な投げ釣り師も多いので、向こう側のルアーメンの気持ちは解りますけどね(三河方面はマジ魔境)。
混む時期に愛知側に行かないのはこの理由が一番強い。
人が多くなるとトラブルは多くなるけどToLOVEるは決して起きないのが釣り人同士だと思う。
逆にサーフィンだと彼女ができるイメージ(偏見)。
というわけで沖にブレイク無し、砂利浜なので砂浜ライドもできないまさに完璧な波乗り対策である。
しかし現在、浜松まつり準備のため一部の駐車場が閉鎖されているので、釣り人が濃縮され気味であります。
朝っぱらから1kmくらい徒歩る必要のあるこの面倒な場所が、今日は7割埋まっている模様。
だがその中の一員が俺である。
フローティングでは攻め辛い場所で、かといって重さで底を狙うとラインの擦れが気になる場所。
とはいえ平べったいやつのためには、濁りのおかげで底狙いより更に底を狙わざるをえない状況なので、申し訳程度のMDプラグなどを投げて手前ブレイクを潰したのち重量級で攻めることに。
バタバタ泳ぐジグ・スプーンでただ巻き・巻き止めで反応なし。
細身のジグでチョンチョンとダートしつつ巻いてポーンとフォールさせてを繰り返していると、チョンチョンチョンでググッときたので少し送り込んであわせたらスッポ抜け。
腹部分に傷跡があったので華麗にアシストを回避しつつ口を離してしてくれたようだ。
まあソゲソゲしい奴だろうけど、食いが浅く低活性のようでリアクションでしか口を使わない感じしかしない。
自分が持っている最小サイズのbit-vでは反応ないのに、細身でも7cm台のジグに反応があるのも面白いもんだなあ。
シンペンを底で転がしても反応なし、万策尽きたー!
7時頃になって人もすっかり減り固定砲台から解き放たれはしたが、あれだけ絨毯爆撃されつつも揚がってない状況では希望がうすうすだし、釣れても怪我する可能性が高く困るのでスッパリ止めることに。
沿岸にベイトが少なく捕食タイプが居つく理由もないので、ここ最近のえんしうなだは満潮時に少しでも近く寄ってくる奴を頂くイメージ。
なので叩かれてない時間が長い朝マズが一応有利となるのだが、競争率を考えゆったりと釣りしたいとなると日中~夕マズの沖攻め、もしくは月明かり等がある夜間の方がやりやすいしチャンスもある。
イワーシSAPPAコノーシロボラァ等、固まるタイプなら上を意識してくれてミノーでも狙えるけど、濁りもあいまっているのか底から50cm以内でしか反応しないし、とするとKISSヒイラーギイシモツが対象になりそう。
細身のジグに反応してくることが多いから、最近釣れ始めてはいるが数は少ないKISSがベイト対象の可能性が最も高そう。
ここ数回のアタリも比較的遠目で、大体30~50mラインなのだが、割りと波高の状況でしかやってないので波打ち際に居着けないのだろう(ベイトも見えないし)。
去年だと確実にイワーシが入ったとわかった時は5月中くらいだった憶えがあるので、しばらくはKISSパティーンでやってみるかの。
れんきうモードになるので魚と場所の争奪戦が始まるのか…痺れるなあ。
魚が入ってくるであろうタイミングが丁度重なるけれど、毎回連休中は釣果がピークになるので6月までは人が多くなる時期やね。
休日アングラーにはいい思いをして帰ってもらいたいものです。
一応木金のどちらかには行っておこうかな。