サバが巡ってくる一抹の希望を望みつつ、狙える奴を狙うげいむ。
疑似餌三昧の一週間もこれで一区切り。
風:西寄り7のち5m 波:小うねり1.5m 水温:21.2度
駿河湾にサバが入ってきてしばらく、沿岸でも狙える程度には近場にもきているらしく、望みは薄い場所だがどのみち回遊ワンチャン狙いには違いがないので臨機応変に。
昼過ぎくらいまでは固定砲台だろうし、しばらくはやれる所をネチネチやってみることに。
今の時期では少し早いくらいだが、キスイシモチヒイラギはわりと釣れる場所なので悪くはない所。
若干さざ波立って、状況としてはいいはず…なのだが、なんかどうも漢の感というか水色からして魚がいる気配が感じられない。
とはいえやれることはやってみようのコーナー。
消波ブロック20m前後付近は寄せ波の返しで若干深めになっていて、そこを弱い潮の流れが通っている状態でヨレがある箇所もある。
これより遠くは深いわけでもなく、2~3mある水深の中でここがちょっと深くなっている程度。
波が高めだとここに立つのは無理だけれど、今日は余裕なのでここの駆け上がりで何もなければアウトって所か。
澄潮で晴天なのでフラッシングが強いMDでいいだろうと魚道スタート。
駆け上がりまで潜らせてそこでストップゴー数投目、止めた後の巻き始めに少し魚が乗っていた感触が伝わってきた。
正体はつかめずだったが、今思えばあれは──深く考えるのはやめておこう。
反応はそれっきりで、近場の底も遠方もやったけど反応なし。
なんか嫌な予感を感じたので、放置していた友人の投げ竿をかりて小魚さん調査をしてみる。
……周辺くまなく探ったけれど反応なし、たまにエサがちぎられてる程度ってことは、まあアイツだろう。
キスモチラギが居ないってことは、まあそういうことなのだろう。
昼頃にちょいと堤防の方へ移動、周りの釣り人もいい感じにお通夜ムード。
これはもうダメかもわからんね。
コトヒキかアイゴの子供(3cmレベル)は岸壁にちょろちょろしているのだが、木っ端メジナすら見えないのはそうそうないんだよなあ。
まあ相手は回遊系でワンチャン次第、希望は捨てずにちょこちょこルアーをかえつつ投げてみる。
途中で浜に喪服集団が法要にきていて、浜の投げ釣りメンも驚いたことだろう。
いつだったかここで火事もあったりして、なんだかここは偶発的なトラブルを目の当たりにすることが多い。
サーフでルアーを投げている時に警官に話しかけられたことのある人間もそうはいないだろう。
いい加減投げるのにも疲れて希望を見いだせなくなったので、テトラの隙間でROCKな奴を狙ってみることに。
手乗りカサゴを2匹ゲットして(お帰りになられましたが)完全試合は回避。
夕方になって脇の浜も空いていたので、居るならここしかないと思ってた場所でもノーノーで終了のお知らせ。
岩場にはROCKと◯ンポくらいで、離れると膨らむ奴しかいない海ではどうしようもないな…。
大抵魚雷ボラはいるんだけど、今日はその姿すらみていない。
今年入ってから俺が行くタイミングで釣れなくてってことが多いので、そろそろお祓いしたくなってきたゾ☆
ある意味、行っていない場所が釣れるとも受け取れるかもしれない。