片道1時間半は遠征なのだろうかと帰り道で自問した結果──、
「それほどでもない」というケンキョな結論に至る。
風:北西6のち8m 波:1.5~2m 水温:19.8度
前日のヤフー天気での波予測は3mとかちょっとイカれてましたが、やる気のない前線は発達せずに紀伊半島から海上へ抜けるだけなので、沿岸はあってもせいぜい2mくらいだろうと踏んでいた。
問題は風になるわけですが、北西になってくれるので豊橋~田原の表浜にはたいして影響はない。
入る場所は背中に10m近い堤防を背負えるので、風の影響もほぼ無いに等しいだろう。
…という感じで数日前から「ここしかねえ」と決めていたわけですが、一番の難点は朝マズに満潮が重なるので、おそらく砂浜に立てることができないだろうという不安要素が残っていた。
だけど僕は行く(半ギレ)
夜明け前に予定の越戸に到着。
さて、肝心の場所はというと…、水没乙。
8時くらいには入れるだろうけど、そこまで待つくらいなら別のとこ行けばよくね?と思い、グーグルMAP先生で近場で入れる場所はないか検索。
恋路ヶ浜とか堀切とか、前者はともかく有名所はサーフポイントでもあるし吹きさらしの場所なので、まあその中間でゴツゴツしてる所くらいか…。
ええとこ発見したので移動、のち夜明け頃に浜インスタート。
『ググレks』便利な言葉だね
根が点在しているので、プラグで際をつぶしつつジグをぶん投げて沖を狙ういつもの戦法。
ロウディでもリップが当たらない所からして、手前まで結構深いみたいですな。
遠方は5~7mくらいの模様。
明るくなって大体の大きな根は確認できたものの、遠方でもそこらでちんまいのが点在しているようでかなり厄介。
昨日届いたジオピック30君を試してみる。
フォルム通りよく飛んでくれて、手持ちのメタルでは最も飛距離が出てる感覚(100mは余裕)。
泳ぎは形状と手元にくる感じからしてスイングかな、早めに巻くと結構バタバタしてくれる。
スローピッチでやるなら逆のアイにつないでも良さそう。
しばらく80mくらい先の潮目に向かって投げつつ遊んでいたのですが、ここでワンチャンスが訪れる。
鳥が丁度目の前のそこに数羽旋回しはじめ、ずいぶん潮目がはっきりと見えた瞬間、ここしかねえ!とジオピックくんをその先にピンポインツで投げ入れた。
着水後にサミングしつつ落としている最中に「コイーン」ときてかーらーのー?糸ふけをとって1シャクリ目、「ゴツン」と来たのでイタダキマシター。
確実に持ち帰りとわかる重さ、中途半端なbrbrはおそらくヒラメさんだろう。
根が多いので、外れてもいいからとにかく浮かそうと竿を立ててポンピングゴリ巻き。
しかし、流れもほぼ無いのに50cmまでならこのくらいで余裕で浮いて外れるパティーンのはずなのに全然浮いてこねえ…、これは小座布団サイズの予感。
かなりオラオラなのにまったく浮く気配がないまま残り15mくらい、ここでガツっと根に巻かれる。
オウフwwwソリャナイデゴザルヨwwwwwwwコポォwwwww
ラインの先を見ると「え?そこ?」という感じでこちらからは根が見えないような場所、しばらく魚はついていてくれたみたいだけど、テンション抜けて華麗に脱出された模様。
残されたジグをいかにして生還させるか、その戦いとなった。
戦いの末、磯場につくイソギンチャク的な物をアシストが拾ってきてくれた。
魚はリアのトレブルについて、イソギンチャク的なアレがアシストを食ったんだろうな、うん。
根から外したりざらついた部分を切って結びなおしているうちに、ざわタイムは終了していた模様。
ここでこのツイートである。
確実にキーパーのヒラメとわかるやつが途中でイソギンチャクに変わってワロタ
— さしし@えんしうなだ系提督 (@sasisi344) 2015, 5月 4
すっかり日が昇ったのでランガンを楽しんでいると、風がほぼ西よりになってきてそろそろヤバそう。
戻りつつ投げていたら、「エッソコ」な所でまたも根がかり、今度は健闘虚しくジオピックくんはデビュー2時間で殉職されてしまった。
スナップの結び目で切れてしまっているので、やっぱりノット強度を追求するなら溶接リングにするほうが良さそうだなあ。
耐力スナップ自体がサイズ上げても細身だから、ラインとの接続部がどうしても切れやすくなるのよね。
やっぱり根がある所ではリアにトレブルはあかんねんな。
7時を過ぎてから、いよいよもって風が厄介になってきたし、35gでも浮き上がってしまうのでここでハートブレイク。
お家に帰ってコルトスナイパースリムとジグパラセミロングをポチって、今に至ります。
明日は穏やかになるみたいなので、ジモティでプラグなげて遊ぶつもり。
でも結局春先はベイト小さいからジグに落ち着くんだよなあ。